長期優良住宅認定を取得し地域ブランド化事業により約１００万円の補助を受けた、岩手県地域型復興住宅生産者グループ事業、ＫＥＮプロジェクトのご新築です。長期優良住宅認定に必要な要件のひとつであるＨ２５年度断熱基準を満たした上に樹脂サッシ トリプルガラスダブルＬｏｗ－Ｅと性能の良い窓を採用し住環境の快適化と光熱費の削減に寄与しています。小さな仮設住宅と比較して床面積が大きくなっても光熱費が２／３になり、また室内も快適になりお客様にも喜んでいただけました。
夏の日射を遮り冬の日射を積極的に活用できるよう南側に大きな庇が配置しています。ＤＫと南側の居間は引き分け戸により通して使う事もでき、勾配天井になっていますので欄間からも灯りが差し込み一体感のある空間となります。各寝室はお客様のご要望により造り付けの机と収納引出をそれぞれ設け、こちらも勾配天井により上部パネルを採用しお互いの気配がわかる造りとなっています。
震度７で倒壊しない壁量の１．５倍の耐震性、桁上の合板による水平構面の強度確保と気密性保持などＫＥＮ設計さんと永く快適に使っていただける家を目指しました。
