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リビングに収納がないときの対処法や広く見せるポイント

2023年2月7日

リビングは人がいる時間が長い場所なので、生活に必要な場所をあれもこれも置いていくうちに、物がどんどん増えて溢れがちな場所です。
収納スペースがないから家具を増やしたいと思っても、部屋が狭くなっては元も子もありません。
そこで今回は、リビングの収納がないときの対処法をご紹介します。

□リビングに収納がないときの対処法

家の中でも物が溢れがちで、散らかることも多いリビングですが、そんなお部屋で活躍するのが「壁面収納」です。
壁をうまく活用することで、無駄なスペースを生まずに収納を確保できます。
以下では、収納がないリビングを改善した事例をご紹介します。

*飾り棚で魅せる収納

リビングに収納がないときに、大容量の収納を検討する方も多いですが、一度「飾り棚」を思い浮かべてみると良いです。
あえて見せる収納を採用することにより、リビング全体をおしゃれに見せられるからです。
普段は棚の奥にしまっている物も、飾り棚に置くことでおしゃれに仕上がり、他の雑貨もインテリアとして活用できる収納です。

*組み込み式のオーダー家具

デスクやベッド、椅子などのような、様々な組み込み式の壁面収納は、必要なものを組み込むことができる収納家具で、オーダー家具であれば実現可能なものなのでオススメです。
独立しているとスペースを取りがちな物でも、他の家具に組み込んでしまえば、それほど収納スペースに困ることはないでしょう。
家具をいくつも購入するのではなく、1つの家具に理想を詰め込むことで、スペースを省きつつ利便性もアップします。

*壁を見せる収納

リビングに収納がないことを理由に、壁を全て家具で埋めてしまうと、部屋全体に圧迫感が生まれて過ごしにくく感じてしまうこともあるでしょう。
そこでオススメしたいのが、あえて壁を見せる状態で壁面収納を設置することです。
壁の周囲を覆う形で収納棚を設置して、テレビを置く場所のような一部分は壁が見える状態にすることで、開放感のあるリビングに仕上がります。

□収納が少ないことによるメリット

収納がないと感じる場合は、ご紹介したような工夫をすれば解決できますし、意外と問題なく生活できるものです。
「収納をもっとたくさん設ければよかった」と後悔するのではなく、どのように工夫すれば良いのかを考えることが重要です。
その反対に、リビングで収納が少ないことによるメリットもいくつかあるので、以下では2つご紹介します。

*物が散らからなくなった

必要最低限の物以外はリビングに置かないようにすることで、散らかりがちなリビングで物が散らかるのを防げます。
本やカバンなどをリビングに置くことも多いですが、収納する場所がないので自分の部屋でしっかりと管理するようになり、リビングから自分の物がなくなったというケースもあります。
また、寝る前には少ない物をしっかりと片付けてから寝るようにすれば、朝起きて片付いた綺麗なリビングで、気持ちの良い1日を過ごせるでしょう。

*片付けが簡単になった

「とりあえずリビングに物を置く」スタイルをやめ、あらかじめ決めておいた定位置に物を置くことにより、片付けが苦手な方でも簡単に片付けられるようになります。
リビングで物が見つからずに困ることが多い方は、あえて収納スペースを少なく設けることで、管理や片付けの手間を省けるかもしれません。

□リビング収納の考え方

結局のところ「リビングにどれくらいの収納が必要なのか」は、なかなかイメージがしにくいものであり、あまり考えずに家づくりをすると収納不足になりやすい傾向にあります。
リビングに収納がないことで、いくつかのメリットが得られるものの、その反面で当然困るケースもあるでしょう。
適切な収納スペースを確保し、使い勝手の良いリビングにするためには、以下の3つのコツを意識して収納づくりをすることをオススメします。

・収納したい物の量を把握する
・どのような収納があるのかを知る
・物を置く場所を決めておく

この3つのコツを言い換えれば、「何を、どこに、どれだけしまうのか」だけ決めておけば良いということです。

後から収納を追加してスペースを確保していく方法もありますが、物ではなく収納で溢れてしまい、整頓目的で収納を設けたのに雑然としてしまい、本末転倒になるケースもあります。
収納も物である以上は、数が増えていけば、その分散らかっていることとあまり変わりません。
リビングを綺麗な状態でキープするためにも、収納したい物がしまえるだけのスペースを確保することが大切です。
そのためには、事前に3つのコツをしっかりと押さえ、収納を考えるようにすると良いでしょう。

□まとめ

スッキリとまとまったリビングに見せるためには、必要最低限の物がしまえるだけの収納スペースを確保することが大切です。
もしも収納スペースが足りないと感じる場合は、今回ご紹介したような対処法を検討してみて、綺麗なリビングづくりを目指してみてください。
当社では、個性に合わせたオーダーメイドの注文住宅や、古民家のリノベーションを行なっております。
一関市、陸前高田市、気仙沼市、奥州市周辺で注文住宅・リノベーションをお考えの方は、お気軽にご相談ください。

子供部屋に設置するベッドの選び方やオススメのベッドをご紹介

2023年1月30日

子供部屋に置くベッドは、サイズやデザイン、機能などのラインナップもかなり豊富なので、どれにしようか迷ってしまいがちです。
大人の部屋に置くベッドとは違い、子供に適したベッドを選ぶことが重要です。
そこで今回の記事では、子供部屋に設置するベッドの選び方やオススメのベッドをご紹介します。

□子供部屋に置くベッドの選び方

*年齢で選ぶ

子どもの年齢に応じてベッドを購入しようとお考えの場合は、「幼少期から小学校低学年」「小学校高学年以上」に分けて選ぶと良いです。
幼少期から小学校低学年までの子供は、まだひとり寝に慣れていないことも考えられるので、子どもの気分が上がるデザインを選ぶことをオススメします。
また、親子・兄弟姉妹と一緒に寝られる二段ベッドも適していると言えます。

小学生高学年以上の子供の場合は、デザイン面だけでなく機能面にも注目して選ぶと良いです。
コンセントや棚がついているベッドであれば、より快適に利用できるでしょう。
子供用のベッドの中には、学習机とセットになったシステムベッドもあるので、もし興味があればチェックしてみると良いでしょう。
成長期で一気に身長が伸びることも加味して、ベッドの大きさもチェックしておくと安心です。

*怪我を防げるもの・頑丈なものを選ぶ

寝相が悪い子供は、ベッドから落下して怪我をする可能性があるので、床との距離が近い「ローベッド」がオススメです。
万が一、ベッドから落下するようなことが起きたとしても、怪我をするリスクが少ないので安心して寝かせられます。
圧迫感を与えにくく、部屋を広く見せられるだけでなく、子供が利用しやすい面においてもメリットがあります。

また、子供用ベッドの中には「ポケットコイルマットレス付きのベッド」も存在します。
ポケットコイルマットレスは、身体を点で支えることで、バランス良く体圧を分散できる特徴があります。
そのため、寝心地の良さには定評があり、無理のない自然な体勢で眠りにつけるのでオススメです。

□子供部屋にオススメのベッド

1つ目は「スタンダードベッド」です。
6畳ほどの子供部屋にシンプルなシングルベッドを配置した例では、窓側にベッドを寄せたレイアウトにすることで、朝になると暖かい太陽の光が入ってきて目覚められるのでオススメです。
シンプルな子供部屋でも、星のガーランドやベッドカーテンをこだわることで、おしゃれに仕上げられます。

2つ目は「二段ベッド」です。
子供部屋の二段ベッドを部屋の雰囲気に合わせ、ナチュラルな木材でできているものを選んだ例では、清々しい印象をもたらしてくれます。
縦に長い部屋は狭く見えがちですが、勉強机とベッドをそれぞれ壁側に寄せ合うことで、中央スペースを上手に確保しています。
木材でできたベッドに淡いベージュのカーテン、白の勉強机といったような配色にすれば、柔らかい印象の部屋になるのでオススメです。

3つ目は「ロフトベッド」です。
高さの低いロフトベッドを壁側に寄せて設置した例では、寝返りの際に落下の心配がなく、その反対側にもベッド自体の落下防止がついているので、1人で寝る場合でも安心です。
勉強部屋と寝室を一緒にすると、自由に使えるスペースが狭くなりがちですが、ベッド下を有効活用できるのでオススメです。
特に収納スペースとして利用すれば、狭い部屋でも広く見せられるでしょう。

□狭い子供部屋で快適に過ごすコツ

子供部屋をせっかく用意するのであれば、子供に気に入ってもらえるような素敵な部屋づくりがしたいものです。
特に「あまりスペースを確保できない」という場合は、広さ以外の面で快適に過ごすためのコツを実践することが大切です。

例えば、インテリアは色や素材を揃え、統一感が出るように意識すると良いです。
家具やインテリアなどの色・素材がバラバラだと、部屋がごちゃごちゃとした印象になってしまうので、落ち着かない子供部屋になりかねません。
特に家具に関しては、部屋を占める面積も広いので、色や素材に一層注意して選ぶことをオススメします。
子供部屋をどのように作っていきたいかを具体的にイメージすることで、そのほかの部分も迷うことなく選べます。

また、ベッドの配置についてもこだわりましょう。
動線を考えてベッドを置いたり、朝の支度がしやすくなるようなレイアウトにしたりすると、子供が使いやすい部屋づくりができます。
狭い子供部屋だからこそ、生活の動線を意識して配置を考えることが重要です。

壁掛けアイテムを活用することもオススメで、壁に直接付けられるアイテムを利用すれば、狭い部屋でも空間を上手に活用できます。
例えば、ハンガーフックや鏡を壁に付ければ、部屋が広く見えるだけでなく、しっかりと固定されているので転倒してくる心配もありません。
もしも子供部屋に置きたいインテリアがあるのであれば、壁掛けできるのか考えてみることをオススメします。

□まとめ

子供部屋に設置するベッドは、年齢に合わせて使い勝手の良いものを選ぶだけでなく、安心して1人でも寝かせられるタイプを選ぶのがオススメです。
ベッドの選び方やインテリアを考慮して部屋づくりをすれば、広さに関係なく素敵な部屋がつくれるはずです。
家づくりに関して質問やお悩みがあれば、なんでもお気軽に当社までご相談ください。
心豊かな暮らしへのお手伝いをいたしますので、一関市、陸前高田市、気仙沼市、奥州市周辺で家づくりを始める方は、ぜひお問い合わせください。

和モダンなデザインの家とは?特徴や間取りのポイントをご紹介!

2023年1月22日

昔ながらの日本の家屋を感じさせつつ、所々に最新の技術を落とし込んだ「和モダン」な家は、非常にセンスのあるデザインで人気があります。
おしゃれな印象も強いデザインではありますが、バランスを意識しなければごちゃごちゃとした印象にもなりかねず、塩梅が難しいデザインでもあります。
今回の記事では、和モダンな家づくりをしたい方に向けて、和モダンなデザインについて詳しく解説するだけでなく、家づくりをする上でのポイントをご紹介します。

□和モダンなデザインとは?

和モダンとは、和風とモダン(現代的)が融合したデザインを指します。
日本で古くから伝えられてきた温もりと、心地良さが感じられる和の空間の中に、モダンの過ごしやすさ・利便さを組み合わせたデザインは、年代を問わずゆったりとくつろげる魅力があります。
現代的な利便性に加え、個性的で落ち着きのあるオシャレさこそが、和モダンの魅力だと言えるでしょう。

和モダンな家づくりをする上で重要な内装は、自然木の風合いが残る木材を柱・床などに使っている特徴があります。
木の温もりを活かしたインテリアが定番で、自然の風合いとナチュラルな木材を使った空間は非常に趣深いです。

また、直線的なインテリアや家具を配置している特徴もあります。
モダンのシンプルで直線的なラインを意識したインテリアが特徴です。
スクエアフォルムを中心に家具を配置し、丸い形・凹凸の多い家具は控えめにすると、すっきりとした印象をもたらします。

和モダンな住宅は内装だけでなく、外観にも特徴があり、和と洋の良さを両方取り入れています。
和風を強く意識したものもあれば、シャープで直線的なモダンテイストを強調したデザインも人気です。
モダンテイストは屋根の傾斜が少なく、家のシルエット自体が正方形や長方形の外観にまとまっています。
凹凸が少なく、直線的にまとめられたデザインは、すっきりとしており現代的な美しさが際立ちます。

特に内装にモダンな要素を多く用いた場合は、モノトーンのような落ち着いたカラーでまとめるのがオススメです。
シャープで直線的なシルエットは、無駄を省いたシンプルな印象になるからこそ、落ち着いたホテルのような空間が生まれます。

また、日本に古くから伝わる瓦や障子などの建具を多く取り入れた和風住宅も、和モダン住宅の外観の特徴の1つです。
現代の住宅は、洋風な外観が多いですが、純和風にこだわった外観は個性的な佇まいが際立っています。
屋根と壁を同系色にまとめると、統一感がある和モダンな外観になるので意識しましょう。

□和モダンな家の間取りを考える上でのポイント

和モダンな家をつくる際、間取りについても工夫すると実現しやすくなります。
以下では、和風の間取りを現代風に取り入れた事例をいくつかご紹介します。

*中庭をつくる

敷地に余裕がある場合は、一息つける中庭をつくってみることをオススメします。
中庭は、しっかりとプライバシーを守りながら、室内に明るい自然光を取り入れるのに最適で、天気の移り変わりも敏感に感じ取れる特徴があります。
また、道路に面した庭とは異なり、防犯面を気にせずに通気できるメリットも魅力的です。
自然と共にありつつ、プライベートも確保したカタチは、和モダンな家には最適な間取りだと言えます。

*畳の茶の間をつくる

リビングを和室にしてお茶の間をつくると、かなり和風な空間に仕上がります。
部屋の角には、和紙でできたペンダントライトを設置し、シンプルな障子を建具に選ぶと、モダンさがさらにプラスされます。
畳を敷いたお茶の間のリビングは、食事を終えた後で寝転がれてリラックスできるでしょう。

*リビングに和室をつくる

フローリングで生活する家の中に和風の要素を足したい場合は、続き間の和室がオススメです。
LDKの一角に和のスペースを設けた例では、い草の香りがする畳でリラックス効果も抜群で、歩き心地も柔らかいので小さい子供にも人気があります。

□和モダンな家をつくる上での注意点

和モダンな家にはたくさんの魅力がありますが、家づくりをする上でいくつか注意が必要なポイントがあります。
以下では、和モダンな外観の家づくりをする上での注意点をご紹介します。

まず、プライバシーを確保したいとお考えの場合は、防音の壁を使うことです。
襖や障子で部屋を仕切ると、音漏れのような各部屋のプライバシーを確保できない可能性が高いです。
そのため、プライバシーをしっかりと確保したい方は、重みのある扉と防音仕様の壁を使いましょう。

次に、できるだけ赤や黒、緑色のインテリアは避けて配置するようにしましょう。
和モダンをより演出するためには、内装やクロスなどを和風にするよりも、インテリアにこだわった方が全体的に和モダンな雰囲気に仕上がります。
そのため、インテリアは落ち着いた色・デザインのものを選び、高さの低いインテリアを選ぶと良いでしょう。

□まとめ

和モダンな家をつくる上で、和風と現代感をどのようなバランスで取り入れるかがとても重要なので、ぜひ自分だけの個性あふれる家づくりをしましょう。
和風な古民家をリノベーションして、和モダンな家にするという方法もあり、現代的な部分を取り入れながらも和風住宅の床・障子をそのまま残せば、個性的かつ落ち着きのある家になるのでオススメです。

当社では、古民家のリノベーションにも力を入れており、元に戻す「修復・修繕」に加え、これからのライフスタイルを見据えた「改善・改築」を目指してリノベーションを行なっております。
一関市、陸前高田市、気仙沼市、奥州市周辺で家づくり・リノベーションをお考えの方は、ぜひ当社までご相談ください。

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