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二世帯住宅での決め事とは?メリットとデメリットについてもご紹介します!

2022年10月19日

二世帯住宅において、決め事が大切なポイントであることをご存知でしょうか。
決め事で失敗すると、各世帯のライフスタイルに大きく影響します。
そこで今回は、二世帯住宅の種類とメリットとデメリット、注意すべきポイント、決め事をご紹介します。

□二世帯住宅の種類とメリットとデメリットについてご紹介!

*二世帯住宅の種類

二世帯住宅は3つの種類に分けられます。

1つ目は、完全同居型です。
完全同居型では、玄関や水回りなど、個室以外の全てのスペースを二世帯で共有します。
ほとんど同じ空間で過ごすため、育児や家事の協力がしやすくなります。
共有スペースが多いと、建築費用も抑えられます。

一方で、プライバシーの確保が難しいといったデメリットがあります。
また、共有スペースや設備の使い方、掃除の仕方などにストレスを感じてしまう場合があります。

2つ目は、完全分離型です。
完全分離型とは、玄関やLDK、水回りなどを世帯ごとに設け、居住スペースを完全に分けた二世帯住宅です。
常にお互いの気配を感じられますが、生活リズムが異なる世帯でも暮らしやすく、それぞれの時間を大切に過ごせます。
そのため、プライバシーを重視されたい方におすすめです。

3つ目は、部分共用型です。
部分共用型では、玄関や水回りなど、一部分を共有します。
二世帯の生活リズムや価値観に合わせて、スペースを選択できるため、プライバシーを確保しつつ、ほど良い距離感で生活できます。
また、部分共用だと完全分離型と比べて、建築費用を抑えられます。

*二世帯住宅のメリット

二世帯住宅だと、家事や子育て、介護など、二世帯がお互い協力し合えます。
特に、共働き世帯にとっては家事や子育て、仕事を両立することは負担になるでしょう。
そこで、親世帯と一緒に暮らしていることで、子どもの突然の発熱や仕事で残業が発生した時に、お世話をしてもらえたり、お迎えを頼めたりできます。

また、万が一両親が体調を崩した時でも、すぐに気づいて対応できます。
両親の介護が必要になった場合は、それぞれの家を行き来してサポートするより負担が軽くなります。

*二世帯住宅のデメリット

生活リズムが異なると、食事のタイミングや入浴、就寝時間が合わないこともあるでしょう。
そうなると、生活音に気を配らなければいけなかったり、友人を家に呼びづらくなったりしてしまいます。
特に、共有スペースが多いほど生活リズムや価値観の違いによってストレスが溜まってしまい、家族間のトラブルに発展してしまう可能性があります。
二世帯住宅にする際は、事前にしっかりと話し合い、ルールを決めておきましょう。

□二世帯住宅で注意すべきポイントをご紹介!

1つ目は、生活費の負担を決めておくことです。
住み始めた後に意外とトラブルの原因になるのが、食費や光熱費などの生活費を二世帯でどう負担するかについてです。
このトラブルを防ぐためには、事前に決めておくことをおすすめします。

例えば、住宅を建てる際に電気やガス、水道のメーターを世帯ごとに設置すれば、世帯ごとに使った分だけ支払いできます。

2つ目は、同居相手が息子夫婦か、娘夫婦であるかです。
二世帯住宅のプランニングの中で大切なことの一つが、キッチンです。
2人の主婦の家事スペースをどのように設定するかが課題になります。

また、同居するのが息子夫婦なのか娘夫婦なのかによっても、キッチンのプランは変わってきます。
例えば、息子夫婦の場合は、お互いが作業しやすくなるようにし、娘夫婦の場合は親子が協力しやすいようにするなど、配慮したい点も異なります。

3つ目は、収納です。
二世帯住宅では、世帯ごとの持ち物が混ざってしまい、どこに何が収納してあるのか分からなくなることもあります。
そのため、収納スペースは十分に確保し、世帯別に場所を決めて収納すると良いでしょう。

□二世帯住宅での決め事をご紹介!

*ライフスタイルの違いをお互いに理解すること

共働きの子世帯は、仕事や子育てと忙しい日々を過ごしていることでしょう。
その点、現役を離れてゆっくり過ごしたい親世帯とは、ライフスタイルが大きく異なります。
その違いを理解しないまま同居を始めてしまうと、相手世帯への不満が溜まってしまいます。
二世帯での生活が始まる前に、お互いのライフスタイルについて話し合って、理解を深めておくと良いでしょう。

*共有する場所をできるだけ明確に区分けすること

特に、完全同居型や一部共有型の場合は、二世帯で共有する場所をできるだけ区分けすることが重要です。
部屋単位で分けることはもちろんのこと、収納スペースも分けておく必要があります。
区分けできないスペースは、その使い方のルールを二世帯で話し合って、お互いが使いやすいようにしましょう。

□まとめ

今回は、二世帯住宅の種類とメリットとデメリット、注意すべきポイント、決め事をご紹介しました。
二世帯住宅での決め事で失敗すると、各世帯のライフスタイルに大きく影響します。
一関市、陸前高田市、気仙沼市、奥州市周辺で二世帯住宅をお考えの方はお気軽に当社までご連絡ください。

注文住宅にパントリーを設置したい!その種類とそれぞれの理想の広さをご紹介!

2022年10月10日

注文住宅にパントリーを設置するか迷っている方は多いと思います。
そこで今回は、注文住宅におすすめのパントリーの種類とそれぞれの理想の広さ、メリット、使いやすくするポイントをご紹介します。
パントリーの設置を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。

□注文住宅におすすめのパントリーの種類とそれぞれの理想の広さをご紹介!

*パントリーの種類

1つ目は、ウォークインタイプです。
このタイプは、納戸のように一つの部屋になっているパントリーです。
広いスペースを確保できる場合は、冷蔵庫といった家電を置くスペースを作っても良いでしょう。
普段使う家電を収納するのが不便な方は、季節家電を置いておくことをおすすめします。

2つ目は、ウォークスルータイプです。
このタイプは、通り抜けられるパントリーです。
キッチンから洗面所、また玄関からキッチンへ通り抜けられるなど、家事動線や生活動線を意識して作ると便利に活用できます。

しかし、間取りや配置が限られてしまうので注意が必要です。
ウォークインタイプでは壁面を3ヵ所確保できますが、ウォークインスルータイプでは2ヵ所しか確保できません。
そのため、ウォークインと比べて、収納量が少ないです。

3つ目は、壁掛けタイプです。
このタイプは、パントリーの中でも比較的手軽に設置できます。
キッチンの背面に棚を取り付けるため、見せる収納として使えます。
また、一部に扉をつけると食器棚としても活用できます。

しかし、収納力や見栄えは前述したパントリーと比べると劣ってしまいます。
そこまで大きな収納は必要ないけど、キッチン周りを整理したい方におすすめです。

*パントリーの理想の広さ

一般的に、ウォークインやウォークスルータイプのパントリーは、1畳あると使いやすいと言われています。
また、1畳以上あれば、パントリーの中に入って、ものの出し入れや整頓ができます。

しかし、広いパントリーは便利ですが、その分リビングや他のスペースを削らなくてはなりません。
パントリーを設置する際は、どれぐらいの収納力が必要か十分に検討しましょう。

□パントリーのメリットをご紹介!

1つ目は、収納力がアップすることです。
現在住んでいる家で、キッチンの収納が足りない場合は、パントリーの設置を検討してみましょう。
キッチンカウンターの上にものが多くて、毎回料理の前に片づけたり、また戻したりなど、手間がかかるという方にもおすすめです。
このように、パントリーを設置すると、整理整頓がしやすくなり、キッチンのごちゃごちゃを解消できます。

2つ目は、ものを管理しやすく無駄が減ることです。
消耗品や保存期間が長いものなど、ストックがないと思って買ってきたら引き出しの奥にあったといった経験をされた方も多いのではないでしょうか。
その点パントリーだと、中に何が入っているか一目で分かるため、在庫管理がしやすくなります。
また、賞味期限の古い食品を見落とすことがなくなり、無駄な買い物も減るでしょう。

3つ目は、冷蔵庫や家電を隠せることです。
最近は、キッチンの背面収納やカウンターの下収納を使って、電子レンジや炊飯器などを隠す収納が流行っています。
キッチン家電は、使わないときはパントリーに収納しておけば、キッチンの作業場を広く使えます。
さらに、冷蔵庫をパントリーに収納すれば、スペースに余裕ができます。

また、パントリーを設置すると生活感を隠せるため、来客がある場合にキッチンを見られたくない方におすすめです。

□パントリーを使いやすくするポイントをご紹介!

*可動性のある棚を設置する

パントリーに設置する棚を可動式にすると、使い勝手が良くなります。
収納スペースに置きたいアイテムは、家族のライフスタイルの変化によって異なります。
そこで、壁面に入れ替え可能な棚を設置しておけば、高さの調節ができるためおすすめです。
また、シチュエーションに合わせて、重いものや軽いものも簡単に仕分けられます。

*カウンターや机を作る

パントリーのスペースを広く取れる場合は、作業スペース用のカウンターや机も一緒に設置するのも良いでしょう。
パントリー内の整理整頓をしたい時にも便利です。
さらに、食品や食器を一時的に並べるカウンターがあれば、作業効率のアップにつながります。

*換気できるようにする

パントリーは、主に食品を収納するため、臭いがこもらないように換気できるようにしましょう。
湿気が多いとカビが発生する原因にもなるため、換気扇や小窓を設置して、通気性を良くすることもおすすめです。
また、パントリーは、料理中や買い物後に頻繁に出入りするため、ドアをつけない方が使いやすい場合もあり、リフォーム費用も安く済みます。
換気対策も重視される方は、ドアのないパントリーを検討してみましょう。

□まとめ

今回は、注文住宅におすすめのパントリーの種類とそれぞれの理想の広さ、メリット、使いやすくするポイントをご紹介しました。
パントリーは、その種類や広さ、使いやすさを十分に検討して設置しましょう。
一関市、陸前高田市、気仙沼市、奥州市周辺でパントリーの設置をお考えの方は、お気軽にご連絡ください。

平屋のメリットとデメリットとは?平屋を選ぶ際のポイントもご紹介!

2022年10月1日

「平屋にするメリットとは」
「どのような人が平屋に向いているのかな」
このような悩みをお持ちの方は多いでしょう。
そこで今回は、平屋のメリットとデメリット、気をつけたいポイント、向いている人をご紹介します。

□平屋のメリットとデメリットをご紹介!

*平屋のメリット

1つ目は、生活動線や家事動線が効率的であることです。
上階への行き来がないため、生活動線や家事動線が効率的になります。
例えば、1階で洗濯物を洗い、2階のベランダに干し、1階のクローゼットに収納するといった面倒なことにはなりません。
また、2階の掃除のために、掃除機を運ぶこともなくなります。

2つ目は、家族とのコミュニケーションが取りやすいことです。
全ての部屋が1階にあるため、常に家族の気配を感じながら生活できます。
それぞれの部屋に行くのにリビングを通る間取りにすれば、家族が自然と顔を合わせる機会が増えるため、コミュニケーションが取りやすいでしょう。

3つ目は、構造が安定し、広いワンフロアも実現可能であることです。
平屋は2階がなく高さが低いため、構造的に安定しています。
そのため、耐震性がアップします。
また、2階を支えるための壁や柱も必要ないため、間取りの自由度も高いです。

*平屋のデメリット

1つ目は、広い敷地が必要であることです。
ゆったりとした広い平屋を建てる場合、それだけ広い敷地が必要となります。
もし2階と同じ延べ床面積の家を建てるなら、その2倍の広さの敷地が必要です。

また、エリアによって、土地の建ぺい率が決まっています。
広い土地だからといって、その敷地いっぱいに建物を建てられない点に注意しましょう。

2つ目は、プライバシーや防犯面に配慮しなければいけないことです。
全ての部屋が1階にあるため、外から居住空間が見えやすくなってしまいます。
そのため、リビングは道路の反対側にしたり、塀や庭などを設けると良いでしょう。

また、防犯面も注意しなければいけません。
防犯カメラや人感センサーが付いたライトを設置したり、踏むと音の出る砂利を敷いたりして、対策しましょう。

□平屋を選ぶ際に気をつけたいポイントをご紹介!

新築を平屋にするか二階建てにするか迷う方も多いでしょう。
その場合は、まず土地の広さやライフスタイルから、どちらが自分たちの生活に合うかをイメージしてみることをおすすめします。

*土地の広さ

平屋は土地の広さによって、建てられる住居のタイプが異なります。
例えば、二階建てなら小さい面積で建てられますが、平屋だとある程度の敷地面積が必要となります。
また、その土地にどれくらいの敷地面積の家を建てられるのか、建築面積を割り出すことも重要です。

*家族構成と住む人の世代

若い夫婦や小さなお子さんがいるご家庭は、どちらを選んでも問題ありません。

しかし、年配の方だけで住む場合は、階段で転倒したり、転落してしまう可能性もあります。
そのため、階段のない平屋の方がより安心でしょう。

一方で、二世帯住宅を検討されている方や、家族間のプライバシーを確保したい方は、二階建ての方が住み分けがしやすい場合もあります。

*予算

最も重要なのが、必要となる予算です。
建築会社によって料金形態は異なりますが、希望の設備や内装、間取りによっても費用は変わります。

その点、平屋の方が土地の広さや敷地面積の確保が求められます。
同じ面積なら平屋の方が高いと思われがちですが、内容によっては二階建ての方が高くなる場合もあります。
また、平屋と二階建てでは、コストのかかる部分や税金などの費用が異なります。

□平屋に向いている人をご紹介!

平屋に向いている人は、身体が不自由な人や高齢者、小さいお子さんがいるご家庭、生活を快適にしたい人です。
二階がない分、移動が楽になるため、このような方々は平屋のメリットを十分に得られるでしょう。

高齢者や小さいお子さんは、階段から落ちてケガをする危険がありません。
1階と2階を行き来する必要もないため、家事が楽になり、疲れも少なくて済みます。
スロープを作ったり、部屋のドアを引き戸にしたりなど、バリアフリー住宅として設計すれば、車いす生活も楽にできるようになります。

一方、平屋に向いていない人は、自分のプライバシーを確保したい人です。
平屋はプライバシーを確保しにくい間取りになってしまいます。
ある程度は設計の段階で改善できますが、二階建てや三階建てと比べると、息苦しく感じてしまう方もいます。
そのため、ひとりで集中する時間が必要な方には向いていないでしょう。

また、自宅で仕事をしている人も仕事中に邪魔が入ってしまう可能性が高いため、十分に検討する必要があります。
平屋は開放的な間取りになるため、気分的にも開放的になりやすいです。
部屋にこもってコツコツ作業をしたい場合は、気が散ってしまうことも考えられます。

□まとめ

今回は、平屋のメリットとデメリット、気をつけたいポイント、向いている人をご紹介しました。
平屋は生活動線や家事動線が効率的で、家族とのコミュニケーションが取りやすいですが、防犯面に配慮しなければいけません。
一関市、陸前高田市、気仙沼市、奥州市周辺で平屋をお考えの方は、ぜひ当社にお問い合わせください。

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