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賃貸と持家の割合ってどのくらい?それぞれのメリットとデメリットもご紹介します!

2021年11月29日

「持ち家が欲しいけれど、お金がかかるからなかなか決断できない」
このようにお悩みの方は多いと思います。
家は人生において大きな買い物だからこそ、検討することが多くて困りますよね。

そこで今回は、賃貸と持ち家の割合と、それぞれのメリットとデメリットをご紹介します。
ぜひお役立てください。

□賃貸住宅と持ち家の比率とは

総務省が2018年に行った調査結果によると、全国で賃貸住宅の人は35.6%、持ち家は61.2%となっています。
持ち家の比率は、1983年から1993年にかけては62.4%から59.8%まで落ち込んでいました。
ただし、その期間以外は60%前後で推移しています。

ここで、賃貸住宅と持ち家の比率の合計が100%に満たないことを不思議に思う方もいるでしょう。
これは、住んでいる家が給与の一部として支給されていたり、社宅に住んでいたりするケースがあるためです。

持ち家の比率は全体で見ると60%前後で推移していますが、年代ごとに分けてみると大きな変化があります。
1988年の調査では、持ち家の比率は30代が約50%、40代が約70%、50代が約80%となっていました。

しかし、2018年の調査では、30代から50代の持ち家比率は約10%減少しました。
一方で、60歳以上の持ち家率の変化は小さく、およそ80%前後で推移しています。
このことから、全体で見るとそれほど変動はなくても、年代別に見ると人々の暮らしのスタイルが変化していることがわかりますね。

また、持ち家の比率は30代の伸びが顕著です。
2018年の調査では、20代前半は5%以下、20代後半で10%程度ですが、30代では40%まで増加しています。
つまり、30代の持ち家率は20代の3倍以上ということですね。

30代は結婚や出産などのライフイベントを経験する方が多く、家族構成が明確になりやすい時期です。
また収入も安定してくるため、長期ローンを組む時にも計画を立てやすいタイミングです。
このように、30代は将来設計を立てやすい時期であるため、持ち家購入に踏み切りやすく、ちょうど良い時期といえるでしょう。

□賃貸住宅と持ち家のそれぞれのメリットとデメリットをご紹介!

まず、賃貸住宅のメリットはライフスタイルなどの変化に柔軟に対応できることです。
結婚や出産などライフステージが変化すると家が手狭になることもありますよね。
そういった時に、賃貸住宅の場合はその時の状況に応じて住み替えなどの選択を取れます。
引っ越しなどにかかる費用は発生するものの、比較的気軽に住み替え可能な点はメリットといえるでしょう。

また、住宅設備や建物のメンテナンスにかかる費用は、賃貸住宅の場合大家さんが負担してくれます。
過失がなければ、給湯器やエアコンが故障した時の代金、古くなった建物の外観を綺麗にするための費用を負担する必要がありません。
また、固定資産税を課されることもありませんので、金銭的な負担を抑えられます。
さらに、そういった修理や納税にかかる手続きも必要ないため、それにかかる手間を省けることも魅力的ですよね。

しかし一方で、賃貸住宅は少人数世帯向けであることが多く、ファミリー向けの物件を探すのが難しいというデメリットがあります。
特に、都市部ではこの傾向がより顕著に現れます。

また、賃貸住宅の場合、長期間家賃を払い続けても将来的にその建物が自分の資産になることはありません。
加えて、賃貸住宅は一般的に自由にリフォームできません。
一部の物件では、ある程度までは好みに合わせてリフォームできますが、大規模な改修や設備変更はできない場合がほとんどです。

次に、持ち家のメリットとデメリットをご紹介します。
持ち家の場合、将来その建物が自分の資産になることが最大のメリットです。
住宅ローンを返済し終われば、必要な費用は修繕費や固定資産税だけになります。
そのため、年をとって年金生活になったとしても、住むところには困らない方が多いです。

また、持ち家は要らなくなったら売却したり、家族に相続したりすることも可能なので、そういった柔軟性があることも魅力的ですよね。
持ち家の購入を決断できない方の中には、万が一病気や怪我で働けなくなった時や死亡してしまった時に家族に負担をかけるのではないかと心配している方もいます。
住宅の購入費用は高額ですので、万が一のリスクを考えてしまいますよね。

しかし多くの場合、住宅ローンの借り入れ時には団体信用生命保険への加入が条件となっています。
この保険に加入していると、万が一死亡して住宅ローンを返済できなくなった場合には、その時点での住宅ローンの残額分の支払いを免除されます。

さらに、この生命保険の保険料は大抵借り入れの金利に含まれるため、追加で負担しなくて済みます。
このように、将来何か大きなアクシデントが発生してしまっても、住むところを失うリスクが少ないことも特徴の一つです。
また、リフォームも自由に行えるため、必要に応じて何度も理想の住まいを実現できます。

ただし、なかなか気軽に住居を変えられないことは、転勤が多い仕事の方などにとってはデメリットになるでしょう。
持ち家購入後に転勤が決まった方の中には、単身赴任をしたり住宅を売却したりする方がいますが、どちらの方法を選んでも費用や手間が発生しますよね。
そういった点も踏まえたうえで、どちらにするのか決めましょう。

□まとめ

今回は、賃貸住宅と持ち家の割合と、それぞれのメリットとデメリットをご紹介しました。
賃貸住宅にするか持ち家にしようか悩んでいる方は、本記事を参考にしていただけると嬉しいです。
また、当社は家づくりに携わっていますので、一関市、奥州市、陸前高田市、気仙沼市周辺で住宅購入を検討中の方はご連絡ください。

テレワークしやすい家にするにはどうすればいい?ポイントをご紹介します!

2021年11月22日

新型コロナウイルスの影響を受けて、テレワークを開始する会社が増えましたよね。
しかし実際には、オンとオフの切り替えが難しかったり、仕事用のスペースが確保できなかったりと悩んでいる方も多いでしょう。
そこで今回は、テレワークしやすい家にするために重視するべきことをご紹介します。
ぜひお役立てください。

□テレワークで困ることとは

ビズヒッツが2020年に行った調査によると、自宅で仕事をするうえで悩みがある人は約84%であることが明らかになりました。
テレワークの悩みランキングトップ3は以下の通りです。

1. 家族がいて集中できない
2. 会社の人とコミュニケーションが取りにくい
3. やる気が出ない

現在テレワークしている方の中には、同じような悩みを持っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ここでは、上記3つの悩みについてより詳しく解説します。

まずは、「家族がいて集中できない」という回答についてです。
例えば、小さなお子様がいると、仕事を中断する必要があり、効率的に仕事ができないということはありませんか。
また、家族が見ているテレビの音が気になってしまうという方も少なくないでしょう。

次に、「会社の人とコミュニケーションが取りにくい」という回答についてです。
対面と異なり、テレワークだと相談や質問をしにくいという経験はありませんか。
さらに、連絡手段もメールが多くなるため、「文章にする時間が非効率」という声もあります。

最後は、「やる気が出ない」という回答についてです。
自宅にいると、テレビなどの誘惑が多いですよね。
そうすると、オフィスよりも集中できないと思ってしまうでしょう。

この3つの悩みのうち、「集中できない」と「やる気が出ない」の2つに関しては、空間を工夫することで解決できます。
以下では、そのポイントをご紹介します。

□テレワークを快適にする間取りのポイントとは

テレワークを快適にする間取りのポイントは3つあります。

1つ目はオンとオフを切り替えやすくする工夫です。
テレワークを行うためには、仕事には集中して、仕事が終わったらリラックスできる環境づくりが必要です。
そのために、おすすめのアイデアは2つあります。

まずは、仕事専用のスペースを設けることです。
家の間取りに余裕がある方は、完全に仕事に集中できる環境を作ると良いでしょう。
例えば、完全防音の部屋にして、仕事中はまるでオフィスにいるような雰囲気はいかがでしょうか。
その部屋を出ればリラックスできるため、オンとオフの切り替えも簡単です。

もう一つのアイデアは、集中しやすい間取りにすることです。
例えば、リビングから離れた部屋を仕事部屋にすることや仕事用の部屋の壁紙を変えることで、仕事に集中しやすくなります。
また、机の高さや椅子の高さを、長時間集中しても疲れにくい高さに設定することもおすすめです。

2つ目は居場所としての快適さです。
照明の明るさを適切なものにしたり、採光の取れる窓を設置したりすることで、居心地の良い空間にできます。
そういった空間は気分転換にも効果的ですので、仕事の効率もあがることでしょう。

3つ目はテレワークに必要なものが配置できる環境です。
仕事中に必要なものがすぐに手に入らないと、なかなか仕事が捗らないですよね。

しかし、簡易的に設けた部屋では、収納スペースを作るのが難しいこともよくあります。
テレワークの際は、パソコンやスマートフォンが必須の方が多いと思いますので、テレワーク用の部屋には電源を確保すると良いでしょう。
また、仕事に必要な備品をすぐに手に入れられるような環境にすることで、仕事の効率をあげられます。

□テレワーク用の書斎を作るときに注意する点とは

テレワークしやすい環境を考えるにあたって、専用の書斎に憧れる方は多いでしょう。
しかし、そういった書斎を作る際には、注意したいポイントもあります。
ここではその注意点を3つご紹介します。

1つ目は光の入る角度です。
明るすぎたり暗すぎたりすると、仕事に集中できないですよね。
また、パソコンを使用する際に光がパソコンに反射すると画面が見づらくなりますよね。
そのため、ちょうど良い光の入り具合や照明を考えましょう。

2つ目はコンセントの数や位置です。
テレワークにはパソコンやスマホが欠かせないですよね。
そのほかにもプリンターやタブレットなどの周辺機器が必要な場合もあるでしょう。
そのため、コンセントの数や位置は意識しておきたいポイントです。

3つ目はオフィスチェアの活用です。
オフィスチェアは、長時間座ったままでもお尻や腰が痛くなりにくいように設計されています。
そのため、テレワークを一日中する方は、オフィスチェアも検討してみてはいかがでしょうか。

□まとめ

今回は、テレワークしやすい家にするために重視するべきポイントをご紹介しました。
ぜひ本記事を参考にして、仕事の効率をあげましょう。
また、当社は家づくりに携わっています。
一関市、奥州市、陸前高田市、気仙沼市周辺で家づくりを検討されている方は、ぜひ当社にお問い合わせください。

家づくりでお悩みの方へ!家づくりの流れについてご紹介します!

2021年11月12日

「家づくりの流れを知りたい」
「どのくらい期間が必要なのか知りたい」
このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。

そこで今回は、家づくりの流れや必要な期間、打ち合わせで押さえておきたいポイントをご紹介します。
一関市、奥州市、陸前高田市、気仙沼市周辺で家づくりをご検討の方は、ぜひ参考にしてください。

□家づくりの流れとは?

家づくりは人生に1度あるかないかの出来事ですよね。
今回が初めてで不安でいっぱいの方もいらっしゃるでしょう。
そこでまずは、家づくりの流れを以下で詳しく解説します。
流れを知り、スムーズな家づくりを行いましょう。

1つ目のステップでは、情報収集し、住宅購入予算を決めます。
これらには、1か月程度かかります。

まず、どんな家を建てたいのかを家族で話し合って決めましょう。
どのような家の種類があるのか知りたい方は、インターネットや住宅展示場に頼りましょう。
住宅展示場に行くとその会社が得意なデザインや特色がわかります。

家のイメージが膨らんだら、次は住むエリアについても考えましょう。
暮らしやすさは住宅の設備だけでなく、どこに建っているかによっても変わります。
通勤、通学のしやすさ、商業施設からの近さなど譲れない条件を出していきましょう。

その際に注意したいのが、実際に足を運んでみることです。
足を運んでみないと周辺環境や治安の良さなどを感じられません。
これらの住宅のイメージと土地の場所が決まれば、いくら購入資金が必要なのか割り出せます。
大体の購入予算を決めて、資金計画をたてておきましょう。

2つ目のステップでは、施工会社への依頼と土地の購入を行います。
これらは、3か月から6か月程度かかります。
依頼する会社が決まったら、土地探しも依頼しましょう。

土地が決まれば敷地調査や地盤調査を行い、理想の家が建てられるのかを確認してください。
建てられることが分かったら、土地を購入します。

3つ目のステップでは、間取りや設備のプランニングから決定まで行います。
これらは、3か月から10か月かかります。
イメージだけだったものを実際に設計図に落とし込んでいきます。
家事動線や生活動線もシミュレーションをしながら不満のないプランを考えましょう。

プランが決まったら費用を確認して請負契約を結びます。
契約書の内容が多いので事前に写しをもらい、しっかり読んでおくようにしましょう。

4つ目のステップでは、住宅ローンの本審査、着工、引き渡しを行います。
これらは、4か月から12か月かかります。
住宅ローンの借入では、借入申込金額、頭金、返済負担率、返済完了時の年齢、契約者の所得と健康状態が必要になります。

働いてきちんと返済できるのかを確認するために、団体生命保険への加入が住宅ローンの利用条件になっている金融機関もあります。
前もって審査の条件をしっかり確認しておきましょう。
これらの手順を踏んで、家づくりの依頼から引き渡しまで完了します。

□家づくりに必要な期間はどのくらい?

上記のように情報収集から家の引き渡しまで完了するまでに、一般的に8か月から15か月かかります。

しかし、これは目安で、特注の建設材料を頼む場合や変更事項が多い場合は工期が長引くこともあります。
8か月から15か月を目安に、引っ越したい時期から逆算して情報収集や建築を依頼するようにしましょう。

□打ち合わせで押さえておきたいポイントとは?

家づくりの打ち合わせを行う際は、以下のポイントを押さえておきましょう。

1つ目は、建築費用がトータルでいくらかかるのかを確認することです。
費用で気になるのは住宅本体の建築費用ですが、実は外構や税金なども考慮すると建築費用はトータル金額の7割程度です。
庭や門、水道、ガス管を通す工事など、付帯工事費や手続きに関する手数料などの諸費用は建築費用とは別にかかります。
建築費用に回しすぎて予算が足りなかったことにならないように、トータルでどのくらいかかるのか確認しておくようにしましょう。

2つ目は、住宅の完成期間は施主の希望次第で変わってくることです。
家づくりは楽しいもので、希望や要望を全て盛り込もうとすると、打ち合わせや工期が伸びます。
竣工時期の目標がある方は、この点に注意して打ち合わせを長引かせすぎないようにしましょう。

3つ目は、設計者との打ち合わせを記録しておくことです。
家づくりは考えておくことが膨大にありすぎるため、見落としていたり、きちんと伝わっていなかったりする場合が多くあります。
そのため、メモを取っておかないと、不備があった場合に記憶違いで不毛な言い争いになってしまう可能性が高いです。
そうならないために、打ち合わせ内容をメモしたり、間取り図に書き込んだりして打ち合わせの内容を細かく残しておくようにしましょう。

□まとめ

今回は、家づくりの流れや家づくりに必要な期間、打ち合わせで押さえておきたいポイントをご紹介しました。
この記事がお客様の満足のいく家づくりの手助けになれば幸いです。
一関市、奥州市、陸前高田市、気仙沼市周辺で家づくりをご検討中の方は、ぜひ当社までお気軽にご相談ください。

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