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古民家リノベーションをお考えの方へ!新築との違いを徹底解説します!

2021年7月20日

陸前高田市にお住まいの方で、古民家リノベーションをお考えの方はいらっしゃいませんか。
古民家リノベーションを検討されるにあたって、新築との違いについて知りたいという方も多いでしょう。
そこで今回は、新築と古民家リノベーションの違い、古民家リノベーションのメリットを解説します。

□新築と古民家リノベーションの違いとは

両者の違いは、大きく2つあります。

1つ目は、間取りの自由度です。

新築住宅の場合、壁を多く設けることで構造上の強度を確保しています。
構造壁をバランスよく配置すれば良いので、梁などの横架材の最大スパンの内であれば、自由に間取りを設計できます。

古民家リノベーションの場合、撤去が難しい部分があるため注意が必要です。
撤去が難しい部分として、本柱や鴨居が挙げられます。
加えて、耐震補強のための壁を増設する必要があります。
そのため、間取り設計に制限がかかります。

2つ目は、断熱性と気密性です。

新築住宅の場合、省エネの観点から、高気密かつ高断熱仕様の住宅づくりが進められることが多いです。
冷暖房機器の設置が前提であるため、24H空調が基本となっています。

古民家リノベーションの場合、夏を涼しく過ごせる仕様がそもそも古民家に取り入れられているケースが多いです。
断熱性は、断熱材の設置で確保することができます。
気密工事も同時に行って結露を防ぎましょう。
断熱性を高めるためにも、気密性を高めることは必要不可欠です。

サッシ設置や内窓で開口部の対策と合わせることで、気密性を高められます。

□古民家リノベーションのメリットとは

メリットは、大きく3つあります。

1つ目は、部材の強度が高いことです。

古民家の柱や梁の部材には、樹齢100年を超す木材が使われています。
そのため、部材の強度は非常に高いといえます。
加えて、古民家で使われていた材料は入手困難であるため、希少価値が高いことも魅力です。

2つ目は、資源の保護になることです。

上記でも説明したように、強度も価値も高い部材を再利用するため、限りある資源の保護につながります。
加えて、シックハウスやアトピーの原因物質を含む新建材が使われていないため、家族が安心して暮らせる環境づくりに適しています。

3つ目は、デザインに独自性があることです。

木材は、エイジングによって色が黒く変化します。
そのため、色の変化を楽しめます。
加えて、昔は曲がった木をそのまま柱にしていたため、素材の特性を活かした唯一無二の住まいをつくれます。

□まとめ

新築と古民家リノベーションの違い、古民家リノベーションのメリットを解説しました。
古民家のリノベーションに関してお困りの方は、ぜひ当社にご相談ください。

注文住宅をお考えの方必見!耐震を考える時のポイントをご紹介!

2021年7月16日

一関市にお住まいの方で、注文住宅の購入を検討されている方はいらっしゃいませんか。
住宅を建てる際は、耐震対策を万全に講じることが大切です。
今回は、注文住宅における耐震等級と注文住宅で耐震を考える時のポイントをくわしく紹介します。

□注文住宅における耐震等級とは

耐震等級とは、住宅が地震に対してどの程度の強度を誇るかを示した指標の1つです。
地震による住宅の倒壊、崩壊のしにくさによって3つのランクに区分されています。
ここでは、これらのランクについて紹介します。

1つ目は、耐震等級1です。

これは、建築基準法で定められた最低限の耐震性能を有している建物です。
震度6強から7の大地震でも即倒壊はしないというレベルの耐震性能を誇ります。
ただし、即倒壊はしないものの、地震後に大規模な修繕や建て替えを行う必要があります。
震度5度程度の地震では、建物の損傷防止にも効果があります。

2つ目は、耐震等級2です。

これは、耐震等級1の1.25倍の耐震強度を誇る建物です。
震度6強から7の地震でも即倒壊はせず、その後も定期的なメンテナンスを行うことで問題なく住み続けられる程度の損傷で済むと考えられています。
病院や学校などの災害時に避難所になっている建物は、この耐震等級2以上を満たしています。

3つ目は、耐震等級3です。

これは、耐震等級1の1.5倍の耐震強度を誇り、耐震等級の中ではもっとも頑丈な建物です。
震度6強から7の地震でも即倒壊はせず、軽い補修で住み続けられる程度の損傷で済むと考えられています。
消防署や警察署といった緊急時にも対応が迫られる建物は、この耐震等級3を満たしていることが多いです。

住宅を建てる際には、耐震等級1でも大きな地震に耐えられます。
しかし、家族の命の安全をより高いレベルで守るために、耐震等級3の住宅づくりを目指すことをおすすめします。

□注文住宅で耐震を考える時のポイントとは

ポイントは、大きく3つあります。

1つ目は、地盤調査を行うことです。

住宅を建てる前に、必ず地盤調査を行いましょう。
耐震性能の高い住宅を建てても、地盤が弱いと意味がありません。
土地選びの段階から地盤の強い土地を探しましょう。

2つ目は、耐震等級を確認することです。

地震に強い住宅を建てたい場合、施工会社で耐震等級を確認しましょう。
耐震等級1は最低限必須ですが、より地震への安心感を求めるなら、耐震等級2や3の住宅を選ぶのがおすすめです。

3つ目は、信用できる専門業者を選ぶことです。

耐震性能の高い住宅を希望する場合は、施工実績のある業者を選びましょう。
加えて、耐震に関する疑問点がある場合には、業者の方と密なコミュニケーションを取ることが大切です。

□まとめ

注文住宅における耐震等級と注文住宅で耐震を考える時のポイントをくわしく紹介しました。
注文住宅の耐震性についてお悩みや疑問がある方は、ぜひ当社にご相談ください。

注文住宅で使われる自然素材とは?専門家が解説します!

2021年7月12日

気仙沼市にお住まいの方で、注文住宅の購入を検討されている方はいらっしゃいませんか。
注文住宅に自然素材を取り入れたいとお考えの方も多いと思います。
今回は、注文住宅で使われる自然素材と自然素材の家のメリットとデメリットについてくわしく紹介します。

□注文住宅で使われる自然素材とは

ここでは、注文住宅で使われる自然素材を2つ紹介します。

1つ目は、無垢材です。

この素材は、天然の木を乾燥させてつくった木材です。
建材としてさまざまな部分で使用され、主にフローリング材として床に使われます。
この素材には、天然木ならではの節がありますが、節が無い床材もあります。
最近は、自然素材の特徴を活かすために節ありを選ぶ人も多いです。

無垢材として使用される木材として、スギやヒノキ、ナラ、ケヤキが挙げられます。
スギやヒノキといった針葉樹は柔らかいため足触りが良く、ナラやケヤキといった広葉樹は固くて傷がつきにくいという特徴があります。

2つ目は、漆喰と珪藻土です。

これらは、主に塗り壁の仕上げに使用される内装材です。
耐火性に優れており、珪藻土は特に調湿性に優れているという機能を有しています。
そのため、両者とも人気の高い自然素材です。
どちらも塗り方次第で独特な模様をつけられ、内装のデザインに大きな幅を与えてくれる素材でもあります。

□自然素材の家のメリットとデメリットとは

ここでは、自然素材としてよく用いられる漆喰のメリットとデメリットを紹介します。

漆喰は、消石灰という、石灰石を原料とする物質からつくられた自然の素材です。
主に、壁を塗るための塗料として使われています。
漆喰は、空気中の二酸化炭素を少しずつ吸収しながら、ゆっくりと固まるという特徴があります。
加えて、エイジングを楽しめることも漆喰を使用する魅力です。

メリットは、調湿機能も備えていること、夏の湿度や冬の乾燥を防ぐこと、防火対策に優れていること、長いスパンで見た目を維持できることが挙げられます。

デメリットは、工期が長いこと、価格がやや高いことが挙げられます。

漆喰で壁を塗る際には、養生、下塗り、仕上げといった工程がいくつかあります。
丁寧な作業が求められるため、一般に使われるビニールクロスを使うよりも工期が長くなります。

以上、漆喰について紹介しました。
漆喰は、長年にわたって日本で使用されてきた自然素材です。
漆喰をうまく活用し、趣のある住宅づくりを目指しましょう。

□まとめ

注文住宅で使われる自然素材と自然素材の家のメリットとデメリットについてくわしく紹介しました。
本記事を参考に、自然素材を活かした住宅づくりを進めていただければ幸いです。
注文住宅に関してお悩みがある方は、ぜひ当社にご相談ください。

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