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注文住宅を作る際に天井高はどれくらい?高い天井のメリットやデメリットも紹介!

2023年9月22日

天井の高さは、住宅の快適性や印象を大きく左右する要素の一つです。
特に注文住宅を検討している方々は、自分たちの理想とする生活スタイルや価値観に合わせて、最適な天井高を選びたいと考えていることでしょう。
しかし、どれくらいの高さが最適なのでしょうか。

◻注文住宅の各場所の天井高について

1.リビングの天井高

リビングは家族が長時間を過ごす場所であり、来客を招くことも多いスペースです。
そのため、開放感を重視し、天井を低くすることは避けたいところ。
一般的に、大人の目線の高さは約1.5mとされています。

この目線の高さを基に、天井高を2.4m以上確保することで、リビングに開放感をもたらすことができます。
さらに、3m程度の天井高にすることで、その開放感は一層増します。
吹き抜けや勾配天井を取り入れることで、空間に変化を持たせるのもおすすめです。

2.ダイニングの天井高

ダイニングは、食事をとる場所としての機能が中心です。
座ったときの目線の高さは約1.1mとなります。
この目線の高さを基に、天井高を2.2m程度に設定すると、圧迫感を感じにくくなります。
リビングとダイニングを一体として設計する場合、天井高を変えることで、空間にメリハリをつけることができます。

3.キッチンの天井高

キッチンの天井高は、キッチンの高さや吊り戸棚、レンジフードの位置などを考慮して設定する必要があります。
既製品のキッチンの高さは、JIS規格に基づき、80cmから95cmの間で選べます。
このキッチンの高さと、吊り戸棚やレンジフードの高さを合わせると、天井高は2.3m程度が最適とされています。

4.主寝室の天井高

主寝室は、日々の疲れを癒す場所としての機能が中心です。
そのため、リラックスできる空間を作るために、天井を低めに設定することが一般的です。
ベッドの高さを考慮し、天井高を2~2.2m程度に設定することがおすすめです。

5.玄関の天井高

玄関の天井高は、玄関ドアのサイズを基準に設定されることが多いです。
既製品の玄関ドアの高さは2.2mから2.3mとなっており、この高さを基に、天井高を2.4mから2.5m程度に設定することが一般的です。

6.和室の天井高

和室は、伝統的な日本の生活スタイルを反映した空間です。
床に座って過ごすことが多いため、天井を低く設定することが可能です。
座ったときの目線の高さは約90cmとなります。
この目線の高さを基に、天井高を2~2.2m程度に設定することがおすすめです。

◻︎天井高が高い家のメリット

*開放感の向上

高い天井は、部屋全体の視界を広げることで、圧迫感を減少させ、開放的な雰囲気を生み出します。
特に狭い土地での建築において、天井を高くすることで、狭さを感じにくくする効果があります。

*採光面での利点

天井が高いと、窓の位置もそれに伴って高くなります。
これにより、自然光を効果的に取り入れることができ、部屋全体が明るくなります。
また、日中の照明の使用を減少させることで、電気代の節約にも繋がります。

*換気がしやすい

高い位置に設置された窓からは、暖かい空気が逃げやすくなります。
これにより、部屋の中の空気の循環が良くなり、新鮮な空気を取り入れやすくなります。
特に夏場の暑い日には、この効果が大きく感じられるでしょう。

*デザインの選択肢増加

高い天井の部屋では、ペンダントライトやシャンデリアなどの大型の照明を取り入れることができます。
これにより、部屋のデザインの幅が広がり、より豪華で洗練された空間を実現することができます。

◻︎天井が高い家のデメリットと対策

1.費用の増加

天井を高くすることで、使用する材料の量や作業の手間が増えるため、建築費用が上がる可能性があります。
しかし、長期的に見れば、その価値は十分にあると言えるでしょう。

2.冷暖房効率の低下

部屋の空気の体積が増えると、冷暖房の効率が下がる可能性があります。
これを解消するためには、適切な断熱性能で設計することや、部屋のレイアウトを工夫することが求められます。

3.リフォーム費用の増加

天井が高い部屋では、壁紙や外壁の面積が増えるため、リフォーム時の費用が上がる可能性があります。
しかし、高い天井の部屋は、その魅力を長く保つことができるため、リフォームの頻度は低くなるでしょう。

4.照明交換の手間

高い天井の部屋では、照明の交換が難しくなることがあります。
これを解消するためには、照明の位置を工夫することや、専用のツールを使用することが求められます。

◻︎まとめ

天井の高さは、住宅の快適性や印象を大きく左右する要素の一つです。
注文住宅を検討している方々は、自分たちの理想とする生活スタイルや価値観に合わせて、最適な天井高を選びたいと考えています。

各部屋の機能や過ごし方を考慮して、最適な天井高を設定することで、理想の住まいを実現することができます。
一関市、陸前高田市、気仙沼市、奥州市周辺で注文住宅をご検討の方はぜひ当社までご連絡ください。

注文住宅ではリビング収納を作ってみよう!リビング収納のメリットやアイデアを紹介!

2023年9月12日

「家の中は常に整理整頓しておきたい」
「すぐに取り出せる位置に収納を設けたい」
家の中が散らかっていてはリラックスして過ごせないため、このように考える方は多くいらっしゃるでしょう。
しかし、このようなお悩みは、「リビング収納」を作ることで解決できます。
そこで今回は、注文住宅でリビング収納を作る必要性やメリット、便利なアイデアについてご紹介します。

□リビングの収納の必要性について

リビングは、家の中でも過ごす時間が長い場所である一方で、収納スペースについては失敗が多いといわれています。
近年の間取りを見ると、リビングやダイニング、キッチンを1つの空間に置いて、共有空間を重視している家が多い傾向があります。
また、リビングは共有空間のメインであるとお考えになる方が多いため、ソファーセットや大画面のテレビを置くなどを意識してしまい、キッチンや寝室に比べて収納量が少ないのです。
しかし、リビングの収納を少なくしてしまうと、せっかくのリビングに物があふれてしまうため、リビングにも収納スペースを確保することが大切なのです。

*収納スペースの目安について

家全体の床面積に対して、収納スペースがどの程度あるかを表す「収納率」を参考にして収納スペースを確保すると良いです。
一戸建ての場合、収納率が10~12%程度確保できれば、家の中が散らかりにくく、満足度が高くなるといわれています。
しかし、リビングに収納スペースを作らずに10%の収納率を確保することは、簡単ではありません。
そのため、リビングに収納スペースを確保して収納率を上げることが、重要なのです。

□注文住宅でリビング収納を作るメリットとは?

1.必要なものをすぐに取り出せる

リビングで利用するものをリビング内に収納すると、必要なときにすぐに取り出せるというメリットがあります。
例えば、リビング収納に家事用品や掃除道具を収納しておけば、家事や掃除で使いたいものを取り出してすぐに使用できます。
また、子どものおもちゃをリビング収納に収納しておけば、子どもも親が目を離しにくい場所で遊ぶようになるので、安心して子どもを遊ばせられるのです。

しかし、リビング収納を設置するときには、収納場所を定着させて分かりやすく整理しておくことが重要になってきます。
なぜなら、リビングに家事用品や掃除道具を収納していても、家族の中の1人しか収納場所が分からなければ、分からない家族は家事や掃除がスムーズにできなくなってしまうからです。
そのため、ラベリングやBOXを活用して、分かりやすく収納しておきましょう。

2.お客様を迎えやすい

リビング収納があることで、お客様を家に迎える体制が整えやすくなるというメリットもあります。
なぜなら、リビング収納によって、よく利用するものをテーブルや床に置きっぱなしになることが減り、いつでもすっきりとしている状態を保ちやすくなるからです。
リビングは家族がくつろぐスペースですが、客間という間取りを採用する方が減っている現在では、お客様を招く場所という役割もあります。
そのため、気持ちよくリビングにお通しできるようにしておきましょう。

□リビング収納のアイデアとは?

さまざまなメリットがあるリビング収納ですが、収納スペースの確保方法にはさまざまなアイデアがあります。
その中でもおすすめなリビング収納が3つあります。

1.天井まで使える壁面収納

天井の高さまで使えるような壁面収納は、面積に対する収納量が多いことが非常に大きなメリットとして存在します。
文具類や常備薬、郵便物、救急箱などのなんとなくリビングに放置されてしまうようなものを、利用頻度や用途によってゾーン分けして収納可能です。
また、壁面収納の中心あたりにテレビが置いてテレビ台と壁面収納の2役をこなしてくれるアイテムもあります。

2.小上がり収納

リビングに小上がりを設置している方は、その段差となっているスペースを収納スペースとして活用できます。
小上がり収納は床面積を減らすことなく収納スペースを作ることが可能なので、収納量の確保と部屋の広さの確保できる一石二鳥な収納方法です。

3.キッチンカウンター下の収納

対面キッチンを採用したいという方は、キッチンカウンターを設置することになるでしょう。
キッチンカウンターがある場合は、キッチンカウンターの下のスペースに収納を作ることをおすすめします。
ここの収納スペースにキッチンで使うものではなく、はしやスプーン、コップや鉄板などを置いておけば、料理役と配膳役の動線が重ならずにスムーズな食事の準備が可能です。

また、後から収納棚を購入して設置することが多い場所です。
しかし、収納棚とキッチンカウンター下のスペースの高さや奥行きが合わずに違和感が残る可能性があります。
そのため、家を作る段階で収納を設置することがおすすめなのです。

□まとめ

リビング収納を設置することで、すぐにものを取り出せたり、お客様を迎えやすいリビングになります。
そして、そのようなリビング収納の中でも、特に壁面収納、小上がり収納、キッチンカウンター下の収納がおすすめです。
リビング収納は、リビングを整理整頓しやすくするためには非常に重要なものなので、注文住宅で家の間取りを決める際には、どのようなリビング収納を取り入れるか検討してみましょう。
一関市、陸前高田市、気仙沼市、奥州市周辺で、注文住宅を建てたいという方はぜひ当社にご相談ください。

新築に取り入れたいアイデアとは?アイデアを取り入れて便利で面白い新築を作ろう!

2023年9月5日

多くの方が新築のマイホームを建てることに憧れていることでしょう。
そのため、いざ新築を建てるとなると最高のものを作りたいと思いますよね。
また、家は人生の中で長い時間を過ごす場所なのですから、今後の自分たちのためにも便利で過ごしやすい空間を作っておきたいものです。
そこで今回は、最高の新築を手に入れるために取り入れたいアイデアやアイデアを取り入れるときの考え方について紹介します。

□新築を便利なものに!取り入れたいアイデア3選!

1.玄関に隣接するカーポートを設置

玄関に隣接させたカーポートを設置すると、車の乗り降りが便利で楽なものになります。
カーポートとは屋根と柱でできた簡易的な車庫です。
もしカーポートがなく、玄関から車まで数メートルある場合、雨が降っていると、車の乗り降りでさえ雨に濡れてしまいます。
特に、小さな子どもがいたり、買い物の帰りであったりすると、なおさら玄関に隣接されたカーポートがあると便利です。

2.玄関に大きなシューズクロークを設置

玄関に大きなシューズクロークを設置すると、玄関が乱雑になることなく綺麗な状態を保てます。
また、人の背丈以上もある大きさの物や奥行きがあるものを設置すれば、靴を収納するだけでなく、外遊び用の道具やスポーツ用品を置いておく場所にもなるのです。
そのため、「外に置くのは気が引けるが、中に置くのも家の中が汚れそうで嫌だ」というお悩みを解決できますよ。

3.洗面所と脱衣所を分ける

洗面所と脱衣所を分けると、プライバシーを守りやすくなるというメリットがあります。
一般的に洗面所と脱衣所は同じ空間に作られます。
しかし、洗面所と脱衣所を同じ空間に作ってしまうと、脱衣中に一緒に暮らす人が洗面所を使いに入ってきてしまうということになりかねません。
そのため、そのような状況をストレスに感じる方は、洗面所と脱衣所を別にすることがおすすめです。

□新築に取り入れたい面白いアイデア3選!

新築を作る上で便利なアイデアもたくさんある一方で、「取り入れてみたいな」と思えるような面白いアイデアもあります。
便利で遊び心も忘れない家にするために以下のようなアイデアの採用も検討してみてください。

1.階段下を子ども用のスペースに

階段下のスペースは、子どもの遊び場にすると子どもにとって楽しい家になりますよ。
階段下スペースは、収納にするには奥行きが深すぎたり、書斎にしては階段の上り下りの足音が気になってしまったりして意外に使いづらい場所です。
しかし、子どもの遊び場となれば、そこまで静けさが必要なわけではなく、奥行きの深さは秘密基地のような感覚を味わうための仕掛けとなり得ます。

2.中庭を設ける

家の中心部に中庭を設けると、非日常感を味わえる家になり、楽しい空間になります。
中庭を設けるということは、隣人から見られない場所に外の空間があるということなので、カーテンレスで採光や通風を図ることが可能です。
また、南北に長い間取りの家の場合、南からの光が家の中に入ってきにくいので、特に中庭の設置がおすすめです。

3.靴箱の中に換気扇

靴箱に換気扇を設置するという斬新なアイデアもあります。
靴箱は案外湿気が生まれやすく、換気が悪い場所なので、靴箱に換気扇を設置すると湿気の問題の解決に一役買ってくれます。
しかし、換気扇を設置すると、換気扇が動いていないときには外気が侵入口となってしまうので、熱交換換気の排気経路にしたりするなどの工夫が必要です。

□アイデアを採用するときに考えておくべきこととは?

さまざまなアイデアを紹介しましたが、多くのアイデアを採用すれば、便利で面白い新築が作れるでしょう。
しかし、何でもかんでもアイデアを詰め込みすぎると、かえって暮らしにくい家に仕上がってしまう恐れもあります。
そのため、これから紹介するアイデアを取り入れるときの考え方を知っておいて、後悔しない新築を作りましょう。

1.理想の暮らしをイメージする

新築を建てるときには、「どのような暮らしがしたいのか」というイメージをしましょう。
そのイメージは「広いリビングでのんびり過ごしたい」「整理整頓がしやすく綺麗な家にしたい」など人それぞれです。
このイメージを元に取り入れるべきアイデアを考えて間取りを決めることで、無駄のない家を作りやすいです。

2.優先順位をつけて予算と相談する

理想の暮らしをイメージできたら、「これだけは譲れない」というアイデアを決めたり、取り入れるアイデアの優先順位を決めましょう。
また、優先順位が決まったら、予算と照らし合わせて実現可能かどうか検討しましょう。
優先順位を決めて予算と照らし合わせることで、理想の新築に近づく上に無駄な出費を抑えられるのです。

□まとめ

新築を建てるときには、便利な暮らしを実現するためのアイデアや、暮らしが楽しくなるようなアイデアを取り入れてみましょう。
しかし、アイデアを採用するときには、理想の暮らしをイメージしたり、優先順位を決めて予算と相談したりすることがおすすめです。
以上のように、アイデアの導入についてしっかり検討することで、無駄のない理想の新築が作れますよ。
一関市、陸前高田市、気仙沼市、奥州市周辺で、新築を建てたいという方はぜひ当社にご相談ください。

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