藤野さんの家は水廻り及び廊下、勝手口の工事を行いました。地震により住宅が一部り災し、改修前の各所に段差があったので一関市の生活再建住宅支援事業の補助金申請をし工事をしました。既存の台所部分の天井を剥がしてみると、昔のすすで黒くなっている古い梁が出てきました。今回改修後の暖房器具は熱量が大きい薪・ペレット兼用ストーブとなるので天井高さを上げて梁を更に足して表しにし、快適に暮らせるように床壁天井に断熱材を入れています。また室内環境にも気を遣い、無垢の木と漆喰で仕上げました。化石燃料を使わない暖房と自然素材の家は相性が良く空気が綺麗なままなのでお勧めです。
