佐藤工夢店

TEL.0191-75-4414

ブログ

家づくりで夫婦喧嘩に?原因になりやすいポイントと対策

2023年3月22日

家づくりには数多くの選択肢があり、建てる人の価値観によって住宅はさまざまな顔を見せてくれます。
自由度の高さが魅力の注文住宅も、決めることが多い分、時には夫婦の意見がすれ違って喧嘩に発展することもあります。
これから楽しく暮らしていくためにも、喧嘩することなく仲良く家づくりをしたいものです。
そこで今回は、家づくりで夫婦喧嘩になりやすいポイントや対策について解説します。

□家づくりで夫婦喧嘩になりやすいポイント

1. 採用したいオプションが合わない

契約後の打ち合わせで、こだわりが強いあまりにお互いに意見がぶつかってしまうケースがよくあります。
限られた予算の中で、2人の要望を全て取り入れることは難しく、お互いに譲れない部分が多いと衝突してしまうのです。

どの程度のオプションをつけるのか、事前に予算を決めている夫婦が多いと思いますが、夫婦それぞれでオプションの予算額を決めておくと良いでしょう。
例えば、オプション予算の全体額を100万円とした場合は、内訳を次のように分配すると良いです。

・夫で20万円
・妻で20万円
・夫婦共通で60万円

意見が割れた場合は、採用したい方が自身のオプション予算からお金を払うようにすれば、喧嘩することなく家づくりを進められるでしょう。

2. 家づくりに対する熱量が合わない

夫婦どちらかは家づくりへのモチベーションが高いものの、もう一方があまり乗り気ではなく、熱量に大きな差がある夫婦も多い傾向にあります。
特に家づくり序盤でよく見受けられますが、家づくりがなかなか進まずにイライラしてしまい、言い合いに発展して喧嘩してしまうのです。

どちらかにあまりやる気がない場合は、「まだ家を建てなくても良いかな」と考えていくケースが多いです。
そのような場合は、具体的にいつ建てるかを考えておけば、その時期が近づくと急にモチベーションが上がる方も多くいらっしゃいます。
目標を持たずにぼんやりと考えていると、何事も気が入らないものなので、もっと具体的に決めると良いでしょう。

3. ローンの返済額の価値観が合わない

お金の価値観は、激しく意見がぶつかってイライラしてしまいがちなポイントです。
実際に、住宅ローンを組み金額を決めるタイミングで、不安な気持ちが大きくなることもあり、喧嘩してしまうことがよくあります。

この際は、現在や次の家を建ててから、家計をやりくりする方の意見を尊重すると良いです。
毎月お金を管理していると、どのくらいの住宅ローンであれば、無理なく払っていけるかという感覚を掴めるからです。
意見がすれ違った場合は、家計をやりくりしている側の意見をしっかり聞いた上で尊重した方が、お金に関する後悔は少ないでしょう。

また、夫婦だけで決めるのは不安という場合は、専門家に相談しながら決めていくと良いです。
第3者の冷静な意見も取り入れながら、お互いが納得できる返済計画を立てましょう。

□夫婦喧嘩をどのようにしておさめる?

家づくりに真剣であればあるほど、お互い熱が入って夫婦喧嘩に発展してしまうことがあります。
いくら気をつけていても起こり得るものなので、もし夫婦喧嘩に発展してしまった際、どのようにおさめるのか知っておくと良いです。

1. 子供の立場になって考える

夫と妻だけでなく、子供がいる場合は、子供の立場になって物事を考えてみましょう。
この視点に立ってさえいれば、大抵の夫婦喧嘩はおさめられるでしょう。
家づくりの際に夫婦喧嘩が起きる根本的な問題として、「お互いが自分のことを優先してしまう」ことが挙げられます。

しかし、子供の立場に立てば、意見が衝突することも少なくなるでしょう。
まだ子供が小さい場合は、家づくりに関する話し合いの場にはいない、あるいはそもそもまだ生まれてないというケースもあるでしょう。
つまり、このような場合はそこに「意見」はないため、喧嘩に発展することもないということです。
子供の視点で考えれば、「子供のために良い家を建てられた」といった満足感も得られるのでオススメです。

2. 時間を置く

難なく解決できるケースもあれば、意見が折り合わずに夫婦喧嘩に発展してしまうこともあるでしょう。
どれだけ注意していても、起きる時には起きてしまうため、その場合は一度時間を置いてみましょう。
時間を置けば、感情ではなく理屈で物事を捉えられるようになります。

新築でまっさらな状態から家づくりを始めようとしている時期は、お互いにナーバスな状態です。
そして、全く知識がない家づくりとなると、話がよく見えてこないで衝突してしまうことも当然あります。
そのため、お互いが冷静に話せるようになるまで、時間を置いてみると良いでしょう。

□予算の決め方

お金に関することで揉めることが多いですが、予算を決める上では、お互いの感覚に頼りすぎるのはあまり良くありません。
感覚だけでなく、客観的なデータに基づいて判断することが重要で、住宅ローンの借入額も慎重に決めることが大切です。

住宅ローンの借入額は、年収や返済期間、金利などをもとに計算するのが一般的です。
細かな返済計画を立てながら決めていきますが、ここで最も重要な指標となるのが「返済負担率」です。

返済負担率とは、年収に対する年間返済額の割合を示す数字であり、無理なく返済していけるかを確かめる判断基準となります。
安定して返済していける目安は、返済負担率20〜25%とされており、まずは25%以内を目指して借入額を検討すると良いでしょう。
例えば、年収500万円の場合、返済負担率が25%に収まるのは、月々の返済額が10万4,000円以下の時です。

□まとめ

せっかくの楽しい家づくりも、夫婦喧嘩に発展してしまえば、満足のいく家づくりができないかもしれません。
そのため、冷静に子供の立場になって物事を考えたり、時間を置いたりして、これからの将来を見据えた最高の家をつくりましょう。
当社では、お客様ご家族の細かなこだわりもしっかりお伺いし、オーダーメイドで住まいの理想的なカタチを見つけます。
一関市、陸前高田市、気仙沼市、奥州市周辺で家づくりを始める方は、ぜひ当社までご相談ください。

上に戻る