佐藤工夢店

TEL.0191-75-4414

ブログ

古民家のリノベーションとは何かご存知ですか?工務店が解説します

2021年1月30日

「古民家のリノベーションでは、どんなことをするのだろう」
こんな疑問をお持ちの方はいらっしゃいませんか。
古民家をリノベーションしたいと思っていても、何から始めれば良いかわかりませんよね。
そこで今回は、古民家のリノベーションとは何かについてご紹介します。

□古民家リノベーションとは何か?

古民家リノベーションとは、使われていない古民家や相続した物件を住宅、賃貸、旅館、カフェなどに再利用するために設計し、工事することです。
ここで言う古民家とは、釘や金物を使わない伝統工法で建築後50年以上経っている家のことです。

古民家リノベーションの魅力には、歴史の趣を味わえることや自然豊かな周辺環境、広々とした室内空間などが挙げられます。

古民家で使われている木材は、ケヤキ、クリ、赤松、ヒノキ、杉などです。
これらの素材は800年から1300年程度強度を保てます。
また、毎日赤松やケヤキなどの木材を使った梁や柱を眺められるため、趣を感じていただけるのではないでしょうか。

古民家リノベーションの際には、トイレやお風呂などの水回りもリノベーションできるため、生活を不便に感じることはないでしょう。

税金面が安いことも古民家リノベーションの特徴だと言えます。
古民家は築年数が長いため、建物自体の価値が低く、固定資産税も安く設定されています。
また、不動産所得税も低くなりやすいため、購入が比較的容易なのではないでしょうか。

□古民家リノベーションの具体的な例をご紹介します!

1つ目の例は、築150年の古民家をリノベーションした例です。
建物の老朽化が目立ち、生活に支障をきたしていました。
内装には、立派な梁や柱が使われていたため、それらを活かしつつ和モダンテイストにリノベーションしました。
工期は4か月で費用は1400万円でした。

2つ目の例は、築80年の古民家です。
問題点には、廊下の土台の傷み、すき間風、トイレなどがありました。
特に土台が傷んでいると、地震などで崩れる可能性もあり心配ですよね。

そこで、古民家を構造材のみに解体して持ち上げ、基礎を新設した上に新たな土台を乗せました。
玄関から廊下の部分にあった木製の扉をすべてサッシに変えることで、すき間風も防げました。

 

□まとめ

今回は、古民家リノベーションとは何かについてご紹介いたしました。
古民家リノベーションが難しそうだと思っていたお客様の参考になれば幸いです。
古民家をリノベーションしておしゃれな住宅を建てませんか。
一関市で古民家リノベーションに興味のあるお客様は、ぜひ一度当社にご相談ください。

古民家のリノベーションを検討している方へ!ポイントを紹介します

2021年1月26日

古民家のリノベーションに興味がある方はいらっしゃいませんか。
興味があるお客様へ、今回は古民家のリノベーションをする際に押さえておきたいポイントについてご紹介します。
参考になれば幸いです。

□古民家のリノベーションをする上で押さえておきたいポイントとは

古民家リノベーションの際に、気をつけるポイントについてご紹介いたします。

1つ目は、水回りです。
古民家再生で、水回りは大切なポイントです。

工事する部分には、キッチンやお風呂、トイレ、洗面台、浄化槽、配管工事があります。
特に、お風呂やトイレ、浄化槽などの毎日の生活に必要な部分をリノベーションしておきましょう。

2つ目は、屋根です。
古民家では、屋根が傷んでいることが多いです。
屋根の素材を交換する、もしくは補修のみで済ませるなど屋根の状態に合った方法を選ぶことをおすすめします。

3つ目は、内装です。
古民家の場合、解体して内装工事をし、再生することが一般的です。
費用を抑えたい場合は、DIYにチャレンジすることも1つの方法です。

4つ目は、耐震改修工事です。
近年の地震や台風などの自然災害の被害が凄まじいことを考慮すると、耐震改修工事はしておくべきだと言えるでしょう。
自治体によっては、補助金の制度を設けているため、お住まいの地域を確認してみてください。

□古民家再生にかかる費用とは?

古民家のリノベーション工事を考える際、費用面が気になる方も多いのではないでしょうか。
そこで、古民家の再生にかかる費用について見ていきましょう。

1つ目は、梁を活かしたセカンドリビングのリフォーム例です。
施工日数は7日で、リフォーム費用は約150万円でした。
梁を見えるようにすることで、重厚感と開放感のある空間へと生まれ変わりました。

2つ目の例は、築130年の古民家をリフォームした例です。
基礎を設けて間取りを大きく変更し、トイレや玄関、和室の工事に加え、吹抜で開放的にするリノベーションを行い、費用は約1460万円となりました。

3つ目の例は、築120年の古民家をバリアフリー仕様にリノベーションした例です。
水回りの老朽化や段差を工事することで、バリアフリー仕様になりました。
また、断熱材を使用することで暮らしやすく、快適な家へと生まれ変わりました。
こちらのリフォーム費用は850万円でした。

4つ目の例は、築130年の古民家をフルリノベーションした例です。
耐震改修補助を受け耐震改修し、間取りの大幅な変更と断熱工事、水廻りの交換、そして内外装の漆喰塗りで薪ストーブ一台で快適に過ごしています。
費用は約3700万円でした。

このように、どのような工事をするかによって費用は大きく異なります。
工務店に依頼する際は、ご自身の希望をしっかり伝えましょう。

□まとめ

今回は、古民家のリノベーションで押さえておきたいポイントや費用についてご紹介しました。
古民家をリノベーションする際は、気になる部分から始めましょう。
お悩みのことがあれば、ぜひ当社にご相談ください。

注文住宅の購入をお考えの方へ!断熱性について紹介します

2021年1月22日

注文住宅をお考えの方の中で「断熱性と気密性について詳しく知りたい」という方はいらっしゃいませんか。
断熱性や気密性が高い住宅にはメリットもたくさんあり、ぜひ取り入れていただきたい性能です。
今回は、断熱性や気密性について詳しく見ていきましょう。

□注文住宅における断熱性と気密性について

断熱性や気密性を上げるためには、すき間を減らすことも大切です。
その理由は、住宅の気密性はすき間がどれほど少ないかを示しているからです。

気密性は、住宅内の熱の流れや換気などにも影響を与えます。
しかし、気密性は断熱気密工事が完了してからでないと測定できません。
そのため、プランを考えるときから専門的な知識をしっかりと聞いておきましょう。

また、断熱性と気密性をあげることは結露の予防にもつながります。
なぜなら、結露は室内の暖かい空気と外部の冷たい空気が窓にぶつかることで起こるためです。
結露が起こる場所は、断熱性の低い内壁や、窓の表面であることが多いでしょう。

そのため、結露を防止したい場合は、壁や窓の断熱性能をあげてみましょう。
断熱性気密性を上げることで、結露を予防できます。

□断熱性と気密性を高めた家のメリットとは?

断熱性と気密性を高めた家のメリットについて見ていきましょう。

まず、高気密だと室内に空気が留まるため、温度を一定に保てます。
そのため、冷暖房の使用を減らせ、電気代を安く抑えられることが大きな特徴です。

また、廊下や洗面所などでも外の寒さが入りにくいことで、暖かいリビングとの温度差があまりありません。
それによって、暖かい場所から寒い場所へ移動したときなどに心筋梗塞や脳梗塞が起こるヒートショック現象を予防できます。
これは、高齢者や生活習慣病などの持病がある方に起こりやすいです。
そのため、家族の中に該当する方がいらっしゃる場合は、住宅の断熱気密性を高めておくと良いでしょう。

また、遮音性が高いことも特徴の1つです。
交通量が多い道路の近くに住んでいる場合や、お子さんがいらっしゃる場合などは騒音が気になってしまうかもしれません。
せっかく建てたマイホームで、騒音を気にして生活するのは嫌ではないでしょうか。
気密性を上げておくことで、外部の音もかなりシャットアウトでき、静かな環境を得られるでしょう。

□まとめ

今回は、注文住宅の断熱性、気密性についてご紹介いたしました。
断熱性や気密性を上げることで、省エネや快適な住環境を得られます。
注文住宅にご興味のある方は、参考にしてみてください。
陸前高田市で注文住宅をお考えの方はぜひ当社にご相談ください。

上に戻る