古民家のリノベーションとは何かご存知ですか?工務店が解説します
2021年1月30日
「古民家のリノベーションでは、どんなことをするのだろう」
こんな疑問をお持ちの方はいらっしゃいませんか。
古民家をリノベーションしたいと思っていても、何から始めれば良いかわかりませんよね。
そこで今回は、古民家のリノベーションとは何かについてご紹介します。
□古民家リノベーションとは何か?
古民家リノベーションとは、使われていない古民家や相続した物件を住宅、賃貸、旅館、カフェなどに再利用するために設計し、工事することです。
ここで言う古民家とは、釘や金物を使わない伝統工法で建築後50年以上経っている家のことです。
古民家リノベーションの魅力には、歴史の趣を味わえることや自然豊かな周辺環境、広々とした室内空間などが挙げられます。
古民家で使われている木材は、ケヤキ、クリ、赤松、ヒノキ、杉などです。
これらの素材は800年から1300年程度強度を保てます。
また、毎日赤松やケヤキなどの木材を使った梁や柱を眺められるため、趣を感じていただけるのではないでしょうか。
古民家リノベーションの際には、トイレやお風呂などの水回りもリノベーションできるため、生活を不便に感じることはないでしょう。
税金面が安いことも古民家リノベーションの特徴だと言えます。
古民家は築年数が長いため、建物自体の価値が低く、固定資産税も安く設定されています。
また、不動産所得税も低くなりやすいため、購入が比較的容易なのではないでしょうか。
□古民家リノベーションの具体的な例をご紹介します!
1つ目の例は、築150年の古民家をリノベーションした例です。
建物の老朽化が目立ち、生活に支障をきたしていました。
内装には、立派な梁や柱が使われていたため、それらを活かしつつ和モダンテイストにリノベーションしました。
工期は4か月で費用は1400万円でした。
2つ目の例は、築80年の古民家です。
問題点には、廊下の土台の傷み、すき間風、トイレなどがありました。
特に土台が傷んでいると、地震などで崩れる可能性もあり心配ですよね。
そこで、古民家を構造材のみに解体して持ち上げ、基礎を新設した上に新たな土台を乗せました。
玄関から廊下の部分にあった木製の扉をすべてサッシに変えることで、すき間風も防げました。
□まとめ
今回は、古民家リノベーションとは何かについてご紹介いたしました。
古民家リノベーションが難しそうだと思っていたお客様の参考になれば幸いです。
古民家をリノベーションしておしゃれな住宅を建てませんか。
一関市で古民家リノベーションに興味のあるお客様は、ぜひ一度当社にご相談ください。