理想の家づくりを叶えるために!間取りのアイデアや注意点をご紹介します!
2023年7月22日
家づくりには十人十色の理想が存在します。
おしゃれな空間にするだけでなく、快適さを考えることも大切です。
今回は間取りのアイデアだけでなく、外観や設備の面や間取りを考える際のポイントについてご紹介します。
□理想の家づくりを叶える間取りのアイデア
おしゃれなだけでなく、住みやすい家づくりをするためのアイデアを3つご紹介します。
*天井を工夫する家づくり
吹抜けの天井にしたり、梁見せ天井にしたり、板張り天井にしたりすると天井が一気におしゃれになります。
吹抜け天井とは1階の天井をなくして、2階と空間をつなげることです。
リビングや玄関スペース、階段に利用でき、日光の光を十分に取り入れられ、開放感が感じられます。
全面を吹抜けにしなくても、一部を吹抜けにするだけでもおしゃれな空間にできます。
梁見せ天井とは、1階の天井と2階の床の間にある太い木材をあえて見せる天井のことです。
洋風でも和風でも、どちらの雰囲気にも合わせられます。
梁見せ天井にすると、天井自体を高くできるので部屋が広く見えますし、大きな窓を設置することもできます。
板張り天井とは、天井をクロス張りにせず、木材を使って仕上げた天井のことです。
天井に木を張ることで、落ち着きのある空間になります。
また、木のぬくもりを感じられます。
*小上がりを取り入れた家づくり
小上がりとは、同じ部屋の床面より一段高い空間のことです。
一部分に小上がりを入れてもいいですし、一段下がっている空間を少なくする間取りも良いでしょう。
例えば、床に布団を敷いて寝るのが好きな方は、布団を敷くスペースだけ小上がりにすると、衛生面を気にする必要がなくなります。
リビングに畳スペースが欲しい方は、和室とリビングを別にするのではなく、小上がりを用いて同じ空間に2つを存在させるのもおすすめです。
*バルコニーを庭代わりにする家づくり
バルコニーとは、2階以上に設置するもので、屋根があるものとないものの両方あります。
バルコニーを設置することで、人目が気にならない庭を叶えられます。
屋根がないルーフバルコニーは、星を見る空間にしたり、洗濯物を干したり、BBQをしたりと多種多様に使えます。
屋根付きのインナーバルコニーは、家庭菜園のスペースや椅子と机を置いて読書スペースにするのも良いでしょう。
□間取り以外の家づくりのアイデア
家づくりは間取り以外にも外観や設備、性能を考えなければなりません。
住んでから後悔しないよう、しっかり考えましょう。
まずは、外観の面です。
同じ間取りの家でも、外壁や屋根、窓を工夫すると、自分の理想の家に近づけられます。
例えば、縦長の窓を1階にも2階にも設置することでおしゃれに見えます。
また、屋根を平面にするのか、急な斜面の形状にするのかでも印象が変わります。
次に、設備の面です。
おうち時間を快適に過ごすためには、設備のいるもの、いらないものを区別することが大切です。
床暖房や高気密高断熱なスペックを取り入れるのは、家が建て終わってからだと難しくなります。
床暖房を利用することで、暖かい空気が足元から上の方まで効率よく温められます。
高気密高断熱な家は冷暖房を効かせやすくなるだけでなく、音漏れの対策や防犯の面でもメリットがあります。
また食洗機や浴槽テレビ、床下収納などの設備は、住んでみると思いのほか使わないこともあります。
そのため、その家に住む自分や家族を想像して、必要な設備なのか考えましょう。
最後に、性能の面です。
耐震性、断熱性、遮音性は快適な家づくりに欠かせません。
機能性が低いと、家族の安心を守れません。
対震度の高さや、省エネ、劣化対策などが基準値に達していると、「長期優良住宅」の認定を取得することもでき、税金の免除が受けられます。
□間取りを考える際の注意点!
建築家に家づくりを依頼する際には、理想の家のイメージをしっかり伝えることが大切です。
そのためのポイントを3つご紹介します。
1つ目は、家事動線を意識することです。
自分が家事をするとき、どう移動するのかを考え、設計してもらうことで効率的に動ける間取りになります。
例えば、買い物から家に帰ってきて、玄関からキッチンに一番に向かうとしましょう。
その際、玄関からキッチンまで行くのに、洗面所や他の空間を通らないといけない間取りにすると、毎日の移動が大変になりますよね。
なるべく家事動線が短くなるように相談し設計してもらいましょう。
2つ目は、収納スペースを多くすることです。
収納スペースが多いと、生活感をなくせるためスッキリとした空間になります。
キッチンにパントリーを設置したり、壁一面にウォークインクローゼットを設置したりするのもおすすめです。
3つ目は、イメージを言葉でなく写真で表すことです。
言葉だけで伝えてしまうと、自分と建築家のイメージが違うものになる可能性があります。
自分の理想をしっかりと伝えるためにも、SNSやWebページを使って理想に近い写真を探し、視覚化しましょう。
□まとめ
今回は、便利でおしゃれな家づくりの間取りについてご紹介しました。
間取りを考える際には、今の理想だけを取り入れるのではなく、数十年後の暮らしまで想像して考えることが大事です。
一関市、陸前高田市、気仙沼市、奥州市周辺で家づくりを考えられている方は、ぜひ当社にご相談ください。