古民家のリノベーションをお考えの方へ!バリアフリー化するメリットとは?
2021年6月3日
古民家リノベーションを行う際には、いくつか意識しておきたいポイントがあります。
それは、古民家の問題点を解消しながら、住宅の快適性を高めることです。
そこで今回は、古民家によく見られる問題点と古民家をバリアフリー化するメリットについてご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
□古民家でよく見られる問題点とは?
1つ目の問題点は、勾配の急な階段です。
古民家が建てられた当時は、現在の建築基準ではない住宅がほとんどです。
そのため、体が動きやすい若者であっても上りづらく感じるほど、急な階段になっていることも少なくありません。
勾配の急な階段は、大きな事故やケガに繋がる恐れがあるので、非常に危険です。
2つ目の問題点は、水回りが屋外にある点です。
昔の住宅にはよく見られますが、台所や洗面所、トイレなどが室内になく、屋外に設置されていることも珍しくありません。
しかし、このままの状態では、それらを利用する度に移動することが面倒臭く感じてしまいます。
リノベーションを行って、水回りの快適性や利便性を高める必要があるでしょう。
□古民家をバリアフリー化するメリット
上記では、古民家における問題点について説明しました。
その問題点を踏まえた上で、古民家をバリアフリー対応の住宅にするメリットについてご紹介します。
1つ目のメリットは、車椅子での移動が楽になることです。
上記で述べたような問題点があると、車椅子での移動は限りなく不可能に近いです。
そのため、段差を極力なくし、バリアフリー化することで、住宅内を自由に移動できます。
また、車椅子の利用者だけでなく、それをサポートする介護者の負担も軽減できるでしょう。
2つ目のメリットは、転倒や躓きによる事故やケガを防止できることです。
年を重ねるにつれて、足腰の筋肉が衰えてくるので、ちょっとした段差でも、大きな事故に繋がる可能性があります。
特に階段や廊下、トイレなど頻繁に利用する箇所を優先してリノベーションを行うと良いでしょう。
また、バリアフリー対応の住宅は、高齢者だけでなく小さな子供の転倒防止にも役立ちます。
□まとめ
今回は、古民家によく見られる問題点と古民家をバリアフリー化するメリットについてご紹介しました。
古民家ならではの問題点を整理して、それを解消するようにリノベーションを行いましょう。
陸前高田市で古民家リノベーションをお考えの方は、この情報を参考にバリアフリーの住宅づくりする際にお役立てください。