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古民家リノベーションをお考えの方へ!寒さ対策をご紹介します!

2021年6月26日

一関市にお住まいの方で、古民家リノベーションを検討されている方はいらっしゃいませんか。
リノベーションをする際には、万全な寒さ対策を講じる必要があります。
今回は、古民家で改善しなくてはならない部分と解決方法、古民家リノベーションのポイントをくわしく紹介します。

□古民家で改善しなくてはならない部分と解決方法とは

古民家で改善しなくてはならないこととして、寒さ対策が挙げられます。

現代の住宅の場合、高性能トリプルガラスや樹脂サッシを使用することで、優れた断熱性と気密性を実現しています。
その結果、冷暖房を使用した場合、部屋の温度差を小さくし、快適な住環境をつくりだします。

一方、古民家の場合、断熱性と気密性がほとんどありません。
隙間風が多く、窓には1枚ガラスが使われています。
広縁に面して、掃き出し窓が連なっているため、夏は風通しが良く涼しいのですが、冬は冷える家になってしまいます。

この寒さは、断熱リノベーションを行うことで解決できます。
断熱改修を実施することで、家全体の断熱性と気密性を確保し、暖かい家にできます。
どのようなリノベーションを行うかに応じて、壁の内側からの断熱や外壁の外側からの断熱といった最適な断熱改修が行われるため、万全な寒さ対策を講じられます。

□古民家リノベーションのポイントとは

ポイントは、大きく2つあります。

1つ目は、耐震性を確認することです。

地震で倒壊する恐れがある住宅では、安心した生活を送れません。
柱や梁にヒノキやケヤキなどの頑丈な材料が使われている古民家は、耐久性が高い傾向にあります。
ただしそれは、メンテナンスが行き届いている場合に限ります。
リノベーションの前には必ず耐震性能を調査しましょう。

柱や梁に使用されている木材に欠陥がある場合、建物の状態に応じた耐震補強が必要不可欠です。

2つ目は、断熱性を確認することです。

古民家の場合、その構造上、気密性が低く、冷暖房が効きにくい場合があります。
冬場は暖房費のコストがかかるため、外壁、屋根、床の周囲に断熱材を設置する必要があります。
窓や玄関から吹き込むすきま風を防ぐために、サッシや玄関ドアを交換し気密性を高めることで対策しましょう。

□まとめ

古民家で改善しなくてはならない部分と解決方法、古民家リノベーションのポイントを紹介しました。
本記事を参考に、住宅の耐震性や気密性を高めていただければ幸いです。
古民家リノベーションに関してお悩みの方は、ぜひ当社にお声がけください。

注文住宅をお考えの方へ!収納で失敗しない方法を紹介します!

2021年6月22日

陸前高田市にお住まいの方で、注文住宅の購入を検討されている方はいらっしゃいませんか。
注文住宅を検討するにあたって、注意したいポイントが収納スペースです。
今回は、注文住宅の収納で失敗した事例と収納スペースを確保する際に意識したいポイントについてくわしく紹介します。

□注文住宅の収納で失敗した事例とは

ここでは、2つの箇所における失敗を紹介します。

1つ目は、キッチンでの失敗です。

キッチン収納を有効活用するために奥行きのある収納を設けたが、かえって奥のものを取り出しにくくなったという失敗例です。
キッチン周りに収納される調理器具や調味料のケースは、比較的小さいものが多いです。
そのため、奥行きよりも間口を広くとる方が必要なものをスムーズに取り出せます。
料理の際に、スムーズに調理器具の出し入れができるようなキッチンづくりが大切です。

2つ目は、玄関での失敗です。

玄関の失敗例で1番多いものとして、収納スペースの不足が挙げられます。
特に、子育て世代にとっては、ベビーカーの置き場所や子供の遊び道具を収納できるスペースを設けるべきだったという声が多いです。

玄関の収納スペースで困らないようにするためには、玄関に収納したいものを全て把握してイメージすることが重要です。
多くの靴を収納できるシューズクロークやコートを収納できるコートクロークを設置することもおすすめです。

□収納スペースを確保する際に意識したいポイントとは

意識したいポイントは、2つあります。

1つ目は、収納スペースとしてどの程度の広さを確保するかです。

収納スペースの広さを検討する際には、どの荷物をどこに収納するかを具体的にイメージすることが大切です。
家族構成やそれぞれの趣味によって荷物の量は増減します。
荷物が増えても収納スペースが足りるように、住宅を建てる段階でゆとりのある広さを確保しておきましょう。

2つ目は、収納スペースへの動線を検討することです。

キッチンツールでも掃除道具でも、使う場所に近いところに収納することが大切です。
そうすることで、取り出すのも片付けるのも簡単になり、使い勝手の良さにつながります。

□まとめ

注文住宅の収納で失敗した事例と収納スペースを確保する際に意識したいポイントについてくわしく紹介しました。
収納スペース不足に困ることがないように、住宅を建てる段階から広いスペースを確保するように意識しましょう。
注文住宅に関して疑問を持たれている方がいらっしゃいましたら、当社に遠慮なくご相談ください。

注文住宅をご検討の方へ!輻射冷暖房のメリットとデメリットとは?

2021年6月19日

輻射冷暖房という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
これは、輻射という熱の伝わり方を利用して、お部屋を暖かくできるものです。
しかし、輻射がどのような現象であるか、詳しく知っている人は少ないですよね。
そこで今回は、輻射熱の特徴と具体例、輻射冷暖房のメリットとデメリットについてご紹介します。

□輻射熱の特徴と具体例

輻射とは、熱の伝わり方の1つで、熱を持った物質が赤外線を出す現象のことを指します。
他にも、熱の伝わり方には暖かい液体や気体が冷たい方に流れる「対流」と温度の高い物質から低い方に熱が伝わる「伝導」の2種類があります。

輻射を利用した暖房器具の代表例は、日本の冬の必需品である「こたつ」です。
こたつが暖かいのは、テーブルの下に設置された電熱線からの輻射熱による影響です。

他にも、床暖房やストーブなどの暖房器具も、輻射を利用してお部屋全体を暖めます。
じんわりとした暖かさが持続するという特徴があるので、真冬であっても住まいの中は陽だまりのような優しい暖かさに包まれているような空間に仕上がるでしょう。

□輻射冷暖房のメリットとデメリット

ここでは、輻射を利用した冷暖房のメリットとデメリットについてご説明します。

*輻射冷暖房のメリット

輻射冷暖房のメリットは、直接風に当たることなく、お部屋全体を暖められることです。
輻射冷暖房は、エアコンによる冷暖房のように温風や冷風が出るのではなく、輻射熱を利用して、じんわりと室内を暖めたり冷やしたりするのが特徴です。

そのため、風が当たることによる不快感を感じません。
また、輻射冷暖房を停止させたとしても、なかなか室温が戻らないという特徴もあるので、電気代を抑えつつ、省エネ効果が期待できるでしょう。

*輻射冷暖房のデメリット

輻射冷暖房のデメリットは、お部屋全体に効果が出るまで時間がかかることです。
輻射冷暖房は、壁や床に熱を行き渡らせる関係上、その分効果が出るまで時間がかかります。

そのため、つけたり消したりする運転方法よりも、断熱気密性能のしっかりした住まいなら連続運転させる方が快適で省エネになります。
また、お部屋全体に十分な効果が出るようにするためには、住宅に合わせた設計が必要なので、設置を検討するなら設計段階で意識しておきましょう。

□まとめ

今回は、輻射熱の特徴と具体例、輻射冷暖房のメリットとデメリットについてご紹介しました。
一関市にお住まいで注文住宅の暖房設備についてお悩みの方は、ぜひ輻射冷暖房の設置を検討してみてはいかがでしょうか。
何か質問や疑問点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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