吹き抜けを作る際に注意すべきポイントとは?注文住宅を検討中の方必見です!
2021年7月8日
一関市にお住まいの方で、注文住宅を検討されている方はいらっしゃいませんか。
注文住宅を建てる際に、吹き抜けを設けたいとお考えの方も多いと思います。
そこで今回は、吹き抜けのメリットとデメリット、吹き抜けをつくる際に注意すべきポイントをくわしく解説します。
□吹き抜けのメリットとデメリットとは
*メリットとは
メリットは、大きく3つあります。
1つ目は、冬も明るい部屋をつくれることです。
2階部分をガラス張りにした吹き抜けを設けることで、太陽の位置が低くなり、光が差し込みにくくなる冬でも明るさを確保できます。
取り込まれた光は、部屋の奥まで差し込むため、明るい部屋づくりを目指される方に最適です。
2つ目は、お子さんに良い影響を与えることです。
太陽光は、私たちに健康ももたらしてくれます。
太陽光を浴びることで、体内でビタミンDがつくられ、カルシウム吸収を促し、骨や歯の成長を助けます。
そのため、成長期の状態にあるお子さんにとって、日光浴は欠かせません。
3つ目は、狭小住宅であっても視覚的に広く感じられることです。
私たちは、空間の広さを高さでも感じとっています。
その性質を利用し、狭さを感じさせない工夫の1つとして、吹き抜けの導入が挙げられます。
*デメリットとは
デメリットは、大きく2つあります。
1つ目は、熱効率の低下です。
断熱気密性能が十分でない家に吹き抜けを設けることで、暖かい空気と冷たい空気の層がはっきりと現れます。
1階が寒く2階が暑くなる原因になるので、十分な断熱気密性能を確保しましょう。
2つ目は、強度面の心配です。
吹き抜けの開口部が大きいことは、空間の広さを感じさせます。
その一方で、住宅の強度が低下するケースもあります。
吹き抜けを設ける際には、耐震性能とガラスそのものの強度に配慮する必要があります。
□吹き抜けを作る際に注意すべきポイントとは
ポイントは、2つあります。
1つ目は、吹抜けにする目的を明確にすることです。
吹き抜けには、多くのメリットがあります。
吹き抜けを導入する際には、どのメリットを取り入れるか優先順位を立てることが大切です。
2つ目は、断熱性、気密性、風通し、採光性を担保した住宅づくりを目指すことです。
吹き抜けを導入することで、断熱性、気密性、風通し、採光性に制限が出る場合もあります。
吹き抜けのメリットは享受しながら、デメリットは抑える計画が必要になってきます。
□まとめ
吹き抜けのメリットとデメリット、吹き抜けをつくる際に注意すべきポイントをくわしく解説しました。
注文住宅や吹き抜けについて疑問や不明点がございましたら、遠慮なく当社にお申し付けください。