古民家をリノベーションする際に押さえておきたいデメリットとは?
2021年6月15日
一般的に古民家は、築50年以上のものを指し、経年変化が付きものです。
そのため、古民家をリノベーションする際には、いくつかの注意点が存在します。
そこで今回は、古民家に住む際に押さえておきたいデメリットとその対策方法についてご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
□古民家に住むなら押さえておきたいデメリット
1つ目のデメリットは、台所やトイレなどの水回りが古いことです。
築50年を超える古民家は、水回りが当時のままであることが多く、現代人には使い勝手が悪く感じます。
たとえば、トイレは座るタイプの洋式ではなく、かがみ込むタイプの和式が採用されていることが多いです。
また、水洗式でない可能性もあります。
そのように使いづらく感じる箇所を、リノベーションして新しくすることを検討しましょう。
2つ目のデメリットは、セキュリティ面が万全でないことです。
昔ながらの古民家は、現代のようなしっかりした鍵が設置されていない場合が多く、セキュリティ面が非常に貧弱です。
マンションであれば、オートロックや二重ロックがありますし、戸建て住宅でも、セキュリティ対策が施されており、安全な住宅の方が多数派です。
開放感が古民家の魅力ですが、このようなデメリットもあることを押さえておきましょう。
□古民家リノベーションのデメリット対策方法
1つ目の対策は、事前調査を入念に実施することです。
構造的には非常に強い古民家ですが、経年劣化による耐久性の低下は避けられません。
古民家は木材がふんだんに使用されているので、シロアリ被害を受けている可能性があります。
目に見える部分だけでなく、床下や屋根裏など、過去にハネアリが飛んだ形跡があるかどうかも、しっかり確認してからリノベーションを実施するようにしましょう。
2つ目の対策は、リノベーションを部分的に施工することです。
古民家リノベーションは、劣化具合や断熱性能によって、普通のリノベーション以上に費用がかかることは、珍しくありません。
古民家をまるごとリノベーションすると、高額になることが予想されますが、新しくしたい箇所だけ部分的に行えば、費用を抑えられます。
昔ながらの雰囲気を残しながら、室内の機能性を高めた理想の古民家に仕上げられるでしょう。
□まとめ
今回は、古民家に住む際に押さえておきたいデメリットとその対策方法についてご紹介しました。
古民家のデメリットとしては、水回りの古さやセキュリティ面の甘さが挙げられました。
一関市にお住まいで古民家リノベーションをお考えの方は、これらの情報を参考に古民家を快適な住まいにできるよう工夫してみてはいかがでしょうか。