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パントリーを家づくりに取り入れたい方へ!メリットやポイントをご紹介します!

2023年8月7日

広いキッチン収納が欲しい方、ストックが多い方には、パントリーがおすすめです。
パントリーがあることで、キッチンのものをきれいに整頓できるだけでなく、取り出しやすくなります。

今回は、パントリーがあることのメリットや家づくりの際どう設置したら良いのかについて解説します。

□パントリーのメリットとは?

パントリーとは、キッチンに関係するものを収納するスペースのことです。
パントリーを設置するメリットは3つあります。

*パントリーのメリット1

パントリーには、お米や調味料だけでなく、ホットプレートやスキレット、蒸し器などのあまり使う出番がない調理器具を置けます。
キッチン下の収納には、フォークやフライパンのような使用頻度の高いものをしまうことで、パントリーの出番の区別ができ効率よく使えるのです。

*パントリーのメリット2

収納スペースが広いため、多くのものを買いだめできます。
例えば、トマト缶が特売になっていた日は、まとめ買いしてストックが可能です。
また、災害用の常備品を保存するスペースとしても使えるため、ペットボトルの水やカセットガスを収納しておくのにも役立ちます。

*パントリーのメリット3

パントリーに収納することで、台所周りをスッキリできます。
狭いキッチンで収納を増やそうとすると、S字フックで調理器具を引っかけたり、ラックを新たに設置してそこに収納したりしますよね。

しかし、パントリーがあれば、キッチンの周りにものを見える状態で収納しなくても良くなります。
そのため来客がある際も、キッチンの上がスッキリとした状態で出迎えられます。

このように、パントリーがあることで、収納力の高い家づくりを実現できます。

□パントリーを家づくりに取り入れる際のポイント!

パントリーを設置するとき意識することについて場所、広さ、外装に分けて解説します。

まずは、場所についてです。
パントリーは、キッチンのそばにつくるのがおすすめです。
そばにないと、パントリーとキッチンとの往復に疲れてしまいます。

また勝手口のある家では、勝手口からパントリーまで一直線で行けるような動線にすると、買い物の後すぐに収納できるので便利です。

次は広さです。
パントリーは、棚と通路の空間を十分に取ることが大事です。
そうすることで、大きなものの出し入れもスムーズに行えます。
棚を設置するスペースにプラス60センチメートルを目安に取ると良いでしょう。

最後にパントリーの外装についてです。
パントリーは、壁でキッチンと空間を区切るタイプ、区切らないで一体型にするタイプ、キッチンの壁側にパントリーを設置するタイプの3つがあります。

キッチンとパントリーを扉で区切るタイプは、パントリーの内部を外側から隠せるため、閉めてしまえば生活感をなくせます。
開き戸にすると、扉の裏側にプリント類を貼り付けることが可能です。
引き戸にすると、手前に開かなくて良いのでデットスペースをなくせます。
折れ戸にすると、開ける扉が半分になるので部屋のスペースを確保できます。

キッチンとパントリーを扉で区切らないタイプは、パントリーとキッチンの行き来がしやすくなります。
扉を開く動作が必要ないので、スムーズに取り出しができますが、収納が外から見えてしまうデメリットもあります。
そのため、気になる方はロールスクリーンやカーテンを利用して目隠しすると良いでしょう。

キッチンの壁側にパントリー設置するタイプは、新たにパントリーのための空間をつくる必要がありません。
キッチンが狭い家でも、壁側すべてを収納できるようにすることで、キッチンを広く使えます。
その時、中が何も見えない引き戸を設置するのではなく、ガラス扉を設置すると圧迫感が出ません。

□便利にパントリーが使える間取りをご紹介!

パントリーを設置する場所を間違えてしまうと、逆に使いにくくなってしまうことがあります。
パントリーを使う生活を想像し、理想の家づくりを叶えましょう。
おすすめの間取りは3つあります。

1つ目は、キッチンと直結させる間取りです。
キッチンの横にパントリーを設置することで、移動する手間が省けます。
オーブンや炊飯器をパントリーに置きたい場合は、この間取りが便利です。

2つ目は、キッチンと洗面所の間にパントリーを設置する間取りです。
キッチンからパントリーを通って洗面所に行けるようにすると、朝の家事が楽になります。
洗濯機を回しながら料理もできます。

3つ目は、キッチンと玄関の間にパントリーを設置する間取りです。
キッチンとパントリーと玄関を直結させることで、買い物の品をすぐ収納できます。
重いお米や水をキッチンまで持って行くのは大変ですよね。
パントリーが玄関の近くにあることで、負担を軽減できます。

□まとめ

今回は、パントリーがキッチン収納に役立つことやパントリーを設置するときのポイントについて解説しました。
パントリーを取り入れることで、収納がすっきりした家づくりができます。

一関市、陸前高田市、気仙沼市、奥州市周辺でパントリーの設置に興味がある方はぜひ当社にご相談ください。

リビングの広さをイメージして理想の家づくりに!

2023年7月30日

リビングは家族みんながくつろげる空間です。
新しく家を建てるときに、リビングの広さをどうするか迷う方も多いのではないでしょうか。

リビングの広さはどれぐらいが良いのか、そして間取りの工夫について知り、理想の家づくりの参考にしましょう。

□リビングとLDKは違う?

リビングはよくLDKとも表記されます。
LDKは、正しく言うとリビング(L)とダイニング(D)とキッチン(K)の頭文字を合わせたものです。
最近の家は、居間、食事の場所そして台所が一体となっている間取りが多くあります。
そのため、リビングとLDKを一緒のものにいわれることが多いのです。

□リビングの広さの目安をご紹介!

よく間取りで「LDK〜畳」の表記がありますが、どれくらいの広さか想像しづらいですよね。
そこで16畳、18畳、20畳に分け、4人家族を想定してそれぞれ解説していきます。

まずは16畳についてです。
「LDK16畳」は、4人家族では最低限ほしい広さです。
大きいソファやテーブルを置いてしまうと、部屋が窮屈に感じてしまいます。
そのため、家具選びに工夫が必要です。

例えば、テーブルをダイニング用とリビング用に2つ置くのではなく、ダイニング用だけを置くようにします。
リビングには収納付きの小ぶりなサイドテーブルを置くと、リビングがスッキリした印象に仕上がります。
また、ソファの大きさを1人掛けのものや、2人掛けのものにしたりするのも良いでしょう。

次は、18畳についてです。
「LDK18畳」は、一通りの家具が置ける広さです。
ダイニングテーブルや大きめのソファを置くスペースが十分にあります。
収納棚を増やしたり、観葉植物を置いたりと、アレンジも楽しめるでしょう。

しかし、キッチンと壁の距離を広く取るオープンキッチンは、キッチン中心のLDKになってしまうため、他の家具の大きさを考える必要があります。
オープンキッチンや対面キッチンを考えている場合には、家具は大きすぎないものを選び、バランスを取ることが大事です。
すべてを大きなものにしてしまうと、家具ばかりの狭い部屋になってしまいます。

最後に、20畳についてです。
「LDK20畳」は、大きめの家具を置いても窮屈に感じることのない広さです。
20畳あれば、オープンキッチンや対面キッチンと大きめの家具の両方を実現できます。

また、広い空間になるため家具のバランスを考える必要があります。
ただ、家具を置いただけでは殺風景になってしまうこともあるため、リビングでの過ごし方や、趣味のスペース、来客人数などを考え、どの空間に重きを置くかメリハリをつけ、家具やインテリアを置くことがポイントです。

□リビングを広く見せる方法とは?

狭いリビングでも、少しの工夫でより広く見せられます。
その方法を3つご紹介します。

*リビングを縦に広く

吹き抜けを設けることや勾配天井にすることで、縦の高さが出て開放的になり、部屋を広く見せられます。
吹き抜けとは、1階の一部分に天井を作らないことで2階と空間を共有できるようにすることです。
吹き抜けをつくることで、縦空間を十分に取れます。
また2階から入る日差しが1階にも届くので、目線を遠くに誘導できるのです。

勾配天井とは、通常水平に作られている天井を、屋根の傾きをなぞった形の天井にすることです。
天井裏や屋根裏のスペースを利用することで、空間を広く使えます。
リビングを2階につくる場合や平屋の家では、勾配天井がおすすめです。

*リビングに一体感を

リビングに仕切りを作らないことで、より一体感や開放感を感じられます。

例えば、リビングとキッチンの間の壁をなくして、料理をしながらリビングに目線が行くような間取りにすると、目線を遮るものがないため空間を広げられます。
また、リビングの一部に畳の空間を作りたいとき、小上がりにしたり、引き戸で仕切り可能なタイプにして必要なときだけ閉めるようにしたりすると、壁を作らなくても別空間にできます。
壁以外の空間を区切る方法を使うことで、広々とした空間を保てられるのです。

*リビングにインテリアを用いて立体感を演出

インテリアはおしゃれな家づくりに欠かせません。
ローテーブルや背の低いソファのような高さのない家具ばかりを選んでしまうと、のっぺりとした空間になってしまいます。
そこでインテリアとして背の高い物を持ってくることで、立体感が出せるのです。

例えば、ソファやリビングテーブルを低めに選んだ場合には、背の高い観葉植物やスタンドライトを選ぶと良いでしょう。
このように、空間を立体的に考え利用することで、リビングをより広く見せられる家づくりができます。

□まとめ

今回は、リビングの広さの目安と空間の広げ方をご紹介しました。
リビングの広さを最大限に使える間取りや家具のポイントについて知り、理想の家づくりを目指しましょう。

当社は、注文住宅だけでなく、リフォームやリノベーションも承っております。
一関市、陸前高田市、気仙沼市、奥州市周辺で家づくりを考えられている方は、ぜひ当社にご相談ください。

理想の家づくりを叶えるために!間取りのアイデアや注意点をご紹介します!

2023年7月22日

家づくりには十人十色の理想が存在します。
おしゃれな空間にするだけでなく、快適さを考えることも大切です。

今回は間取りのアイデアだけでなく、外観や設備の面や間取りを考える際のポイントについてご紹介します。

□理想の家づくりを叶える間取りのアイデア

おしゃれなだけでなく、住みやすい家づくりをするためのアイデアを3つご紹介します。

*天井を工夫する家づくり

吹抜けの天井にしたり、梁見せ天井にしたり、板張り天井にしたりすると天井が一気におしゃれになります。

吹抜け天井とは1階の天井をなくして、2階と空間をつなげることです。
リビングや玄関スペース、階段に利用でき、日光の光を十分に取り入れられ、開放感が感じられます。
全面を吹抜けにしなくても、一部を吹抜けにするだけでもおしゃれな空間にできます。

梁見せ天井とは、1階の天井と2階の床の間にある太い木材をあえて見せる天井のことです。
洋風でも和風でも、どちらの雰囲気にも合わせられます。
梁見せ天井にすると、天井自体を高くできるので部屋が広く見えますし、大きな窓を設置することもできます。

板張り天井とは、天井をクロス張りにせず、木材を使って仕上げた天井のことです。
天井に木を張ることで、落ち着きのある空間になります。
また、木のぬくもりを感じられます。

*小上がりを取り入れた家づくり

小上がりとは、同じ部屋の床面より一段高い空間のことです。
一部分に小上がりを入れてもいいですし、一段下がっている空間を少なくする間取りも良いでしょう。

例えば、床に布団を敷いて寝るのが好きな方は、布団を敷くスペースだけ小上がりにすると、衛生面を気にする必要がなくなります。
リビングに畳スペースが欲しい方は、和室とリビングを別にするのではなく、小上がりを用いて同じ空間に2つを存在させるのもおすすめです。

*バルコニーを庭代わりにする家づくり

バルコニーとは、2階以上に設置するもので、屋根があるものとないものの両方あります。
バルコニーを設置することで、人目が気にならない庭を叶えられます。
屋根がないルーフバルコニーは、星を見る空間にしたり、洗濯物を干したり、BBQをしたりと多種多様に使えます。
屋根付きのインナーバルコニーは、家庭菜園のスペースや椅子と机を置いて読書スペースにするのも良いでしょう。

□間取り以外の家づくりのアイデア

家づくりは間取り以外にも外観や設備、性能を考えなければなりません。
住んでから後悔しないよう、しっかり考えましょう。

まずは、外観の面です。
同じ間取りの家でも、外壁や屋根、窓を工夫すると、自分の理想の家に近づけられます。
例えば、縦長の窓を1階にも2階にも設置することでおしゃれに見えます。
また、屋根を平面にするのか、急な斜面の形状にするのかでも印象が変わります。

次に、設備の面です。
おうち時間を快適に過ごすためには、設備のいるもの、いらないものを区別することが大切です。
床暖房や高気密高断熱なスペックを取り入れるのは、家が建て終わってからだと難しくなります。
床暖房を利用することで、暖かい空気が足元から上の方まで効率よく温められます。
高気密高断熱な家は冷暖房を効かせやすくなるだけでなく、音漏れの対策や防犯の面でもメリットがあります。

また食洗機や浴槽テレビ、床下収納などの設備は、住んでみると思いのほか使わないこともあります。
そのため、その家に住む自分や家族を想像して、必要な設備なのか考えましょう。

最後に、性能の面です。
耐震性、断熱性、遮音性は快適な家づくりに欠かせません。
機能性が低いと、家族の安心を守れません。
対震度の高さや、省エネ、劣化対策などが基準値に達していると、「長期優良住宅」の認定を取得することもでき、税金の免除が受けられます。

□間取りを考える際の注意点!

建築家に家づくりを依頼する際には、理想の家のイメージをしっかり伝えることが大切です。
そのためのポイントを3つご紹介します。

1つ目は、家事動線を意識することです。
自分が家事をするとき、どう移動するのかを考え、設計してもらうことで効率的に動ける間取りになります。

例えば、買い物から家に帰ってきて、玄関からキッチンに一番に向かうとしましょう。
その際、玄関からキッチンまで行くのに、洗面所や他の空間を通らないといけない間取りにすると、毎日の移動が大変になりますよね。
なるべく家事動線が短くなるように相談し設計してもらいましょう。

2つ目は、収納スペースを多くすることです。
収納スペースが多いと、生活感をなくせるためスッキリとした空間になります。
キッチンにパントリーを設置したり、壁一面にウォークインクローゼットを設置したりするのもおすすめです。

3つ目は、イメージを言葉でなく写真で表すことです。
言葉だけで伝えてしまうと、自分と建築家のイメージが違うものになる可能性があります。
自分の理想をしっかりと伝えるためにも、SNSやWebページを使って理想に近い写真を探し、視覚化しましょう。

□まとめ

今回は、便利でおしゃれな家づくりの間取りについてご紹介しました。
間取りを考える際には、今の理想だけを取り入れるのではなく、数十年後の暮らしまで想像して考えることが大事です。

一関市、陸前高田市、気仙沼市、奥州市周辺で家づくりを考えられている方は、ぜひ当社にご相談ください。

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